言霊の幸わう国

適応不能

 わたしの、新しいなにかへの適応能力は、まわりの人が考えているほど高くはない。

 住むところが変わる。
 職場を異動する。
 初対面の人に自己紹介する。

 例えば。
 新しいジャンルの音楽を聴き始める。
 読んだことのない作家の本を読む。
 選んだことのない色の洋服を薦められる。
 
 そんなことでも、溺れそうになる自分がいつもいる。

 今も、容量はいっぱいいっぱいだ。
 新しく吹いた風は心地よいと感じるのに、素直にそれを表現できない。
 その思いが喉元までくるのに、音にも言葉にもならないのだ。

 すごく自分がもどかしい。

 え―っと。
 もう少し時間をかけてみるしかないか。
 なんだか、泣きたい。かも。
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by fastfoward.koga | 2006-02-27 00:28 | 一日一言