言霊の幸わう国

実体のあるもの

 疲れているときは。

 お風呂にゆっくり浸かる。
 飲みたいと感じた暖かい飲み物を飲む。
 部屋の明かりを消して、ろうそくの灯りをつける。
 すきな音楽を聴く。
 雑誌をぱらぱらめくる。
 電車に揺られながら、目を閉じる。
 伸びをしてみる。
 深く息を吐いてみる。

 いくつか試したら、ちょっと体の固さがほぐれてきた。

 こういう波は、できるだけ自分でうまくコントロールしたいと思う。
 だから、ちょっとつまづいたときに自分ひとりで立ち上がるコツはできるだけたくさん持っていたいし、持っているつもり。

 でも、ひとりでぐるぐる回っているときに、誰かの言葉ですとんとなにかが落ちることもある。
 たとえ、相手がそれを意図して口にしていなかったとしても。
 そんな言葉の力は、すごいと思う。
 だから、わたしの口や手は、いつまでも言葉を紡ごうとするのかもしれない。

 今は、どうだろう?
 残念だけど、今日わたしのもとに届いた言葉は、軽くプレッシャーになるものが多かった。
 言葉は、万能ではない。

 できるなら、今のわたしは実体のあるものがいい。
 触れられるなにかのほうが、安心できるかな。
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by fastfoward.koga | 2006-03-09 00:03 | 一日一言