言霊の幸わう国

永遠に世界から離れるときに持っていく八つ(2006年版)

 昨年2月に書いた、「永遠に世界から離れるときに持っていく八つ」
 ふと思いついて、今年もやってみた(詳しくは、前の記事を読んでみてね)。


1. いつ行っても新鮮味のある本屋
2. わたしの生きる速度と同じ速さで進む小説
3. 仕事道具一式
4. くるりのつくる音
5. あったかい誰かの左手
6. 資料館・博物館・科学館
7. 肌触りのいいおふとん
8. 誰かにかまいたいと思うきもち


 いつもより、ずいぶん早く会社を出た帰り道。
 夕陽がまぶしいなと思いながら、今日はこのことを書こうと考えていた。
 そのときに、ふと昨年自分が書いた言葉を思い出して、そのときたどり着けなかった答えが急にわかった。

「小説の中では、八つを四つにし、四つを二つにし、そして最後はひとつに・・・とお話しは進んでいく。
 同じように、八つ、四つと考えていくと、なぜか八つだと言われて選ぶものと、四つと言われて選ぶものは違っている(わたしは、四つなら仕事道具は持っていかない。それどころか、八つに入っていないものを持っていくだろう)。」


 なぜ数を減らすと、選びとるものが違ってしまうのか。
 それは、厳選するからだ。
 どうして、わたしはそんな簡単なことがわからなかったのか。
 自分でおかしくなった。

 今、八つを四つに、四つを二つに、二つをひとつにしていくとしたら。
 最後のひとつ、わたしが選ぶのはやっぱりすきな人。
 ものではないので、大変失礼だけれど。

 みなさんなら、八つ、なにを持っていきます?
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by fastfoward.koga | 2006-03-14 18:28 | 往復書簡