言霊の幸わう国

ほしいものはほしい

 Y嬢にお願いしていた、スペースシャワーで放送されたくるりの武道館ライブのビデオを見ていた。
 ちゃんと武道館まで足を運んで見たライブだったけれど、ここはバックステージか!? という席だったので、ぜひとも正面からの映像を見てみたいと楽しみにしていた。

 見終わって、見る角度が違うとこんなにも違うのかと思った。
 ひとつひとつの細かい動きが音と重なり合うと、実際に見たときとは違う臨場感があった。
 たぶん、何度もくり返し見るんだろうな。
 見るたびに、発見があるような気がする。

 わたしは、ひとつのものをいろんな角度から見たり、考えたりするのがすきだ。
 職場でも、物事を多面的に捉えることができると評価してもらっている。
 自分の最初に抱いた印象や考えを持ちながらも、この人だったらとかこんなふうになったらと考えることは、わたしにとって楽しい作業なのだ。

 ただ、それはいいことばかりではない。
 角度を変えすぎで自分自身を混乱させることもあるし、変な勘ぐりになってしまうこともあるからだ。

 率直に意見を述べたり、主張したりすればいいだけなのに、考えすぎて自分の思いを飲み込んでしまうこと。
 最近は少なくはなったと思うけれど、ときどき出てしまうわたしの悪いくせだ。

 ひとつのものをいろんな角度から見たり、考えることに、ふたはしたくない。
 でも、それで自分を見失ったり、面倒くさくなって投げ出してはいけない。
 ほしいものは、ほしい。
 それを言えるだけことは、していたい。
 そして、それを言い続けられるよう、常に力強くありたい。
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by fastfoward.koga | 2006-03-18 21:29 | 一日一言 | Comments(4)
Commented by mack at 2006-03-19 00:13 x
■おそらくね、物造りをする人は そうでありますなぁ。
常に様々な角度から見つづけて、悩みのなかからやっと一条の明かりを感じる、やおら作品への第1歩を踏み出した時、喜悦の力が宿りますな。
石橋は叩かず走って渡りましょう。
おしまい。
Commented by fastfoward.koga at 2006-03-19 19:39
mackさん、わたしは「夜明けの石橋を叩いて渡るくん(人が眠っている間に、石橋を叩いている人の意)」と呼ばれるくらい慎重な人間です・・・。
でも、たまには走ってみたい。な。

物造りなんて、たいしたことしてないですけど。
Commented by naminichidori at 2006-03-20 21:48
こんばんは。わたしも、スペシャのくるり武道館、見てました!
あいかわらず、かっこよかった。
そして、kogaさんはここに行っていたんだよなーって思って、
羨ましく思ったりしてました。

わたしは、いろんな角度から物事をとらえることがすごく苦手です。
なので、友達でも家族でも、テレビや本などからでも、
情報をもらうことで初めて気づくことが多いのです。
ちゃんと、自分で考えるようになれたらなって思うのですが、なかなか難しいですね。
Commented by fastfoward.koga at 2006-03-20 23:54
naminichidoriさん、こんばんは。
武道館、かっこよかったですよねぇ。わたしも見ながら、「かっこいい~」とひとりで言ってました。
わたしは当日は3階席で、ずっと佐藤さんと堀江さんの後頭部を見てた感じです(笑)。
改めて、行った甲斐があったなと思いました。

naminichidoriさんは、いろんな角度から物事をとらえることが苦手だということですが、それをまわりの人から教えてもらって素直に受け止めることができるのはすごいことだと思いますよ~。