言霊の幸わう国

うさぎ似のわたし

 先日、ハハがこんな話をした。

 ともだち数人と電車に乗っていたら、ふらっときた同世代の女性に「奈良までは何分くらいかかりますか?」と聞かれた。
 ハハが適当な時間を答えると、その女性は「そうですか」と立ち去ったという。
 一緒に並んですわっていたともだちたちは、ハハに「あの人、知り合い?」と聞いた。
 ハハはまったく知らない人だと答えたそうだが、まわりの人も不思議がるくらい、その女性はハハだけ向かって質問したらしい。

 ハハはよく人に道を聞かれると言う。
 わたしも、そうだ。
 特に、おばちゃんやおばあちゃんによく尋ねられる気がする。

 わかることはもちろん、ちゃんと答える。
 ただ困るのは、旅先で道を聞かれたときだ。
 なぜか旅行をしている人というのはわかるものだと思うのだけれど、そうではないのだろうか。

 わたしはよく、ともだちのお姉ちゃんだとか近所の誰々に似ていると言われる。
 それくらい平凡な顔つきなんだろうと、自分では理解している。
 そんな平凡な、どこにでもいそうな人相が、人にものを尋ねさせてしまうのだろうか?

 ちなみに、わたしは動物にたとえるとうさぎらしい。
 昔、ともだちと一緒に入ったお店にピンク色の耳の長いうさぎのぬいぐるみがあったときに、似ていると連呼された。
 今日、職場の姿見に映った自分を見て、我ながらうさぎに似ているなと思った。
 どこがと聞かれると、困る。
 ちょっと猫背になった姿勢で映った自分が、振り返ったうさぎのように思えたのだ。
 あとは、わからない。う~ん、一体なんなんだろう?

 みなさんは、誰に、なにに似ていると言われます?
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by fastfoward.koga | 2006-03-23 00:22 | 往復書簡