言霊の幸わう国

3月の巻

1  大石英司   神はサイコロを振らない
2  小川洋子   凍りついた香り
3  吉本ばなな  ハネムーン ※
4  高野和明   K・Nの悲劇
5  島本理生   リトル・バイ・リトル
6  柴崎友香   次の町まで、きみはどんな歌をうたうの?
7  平安寿子   グッドラックららばい
8  村上春樹   東京奇譚集
9  伊藤たかみ  ミカ!
10 鷺沢萠     愛してる ※
11 島村洋子    シャンプー ※


 ブログを初めて読んだ本を紹介するようになってから、1番よく本を読んだ月でした。
 しかも、全部違う作家の作品だったとことに今気づきました。
 そんなふうに振り返ると、ここ数年で本屋に行ってもとても楽しかった月だった思います。
 読みたい本が多く、選ぶ本に苦労しなかった、ということですね。

 タイトルを今じっくり見て、読み終わったあとに叫びたくなるくらいおもしろかったのは、「神はサイコロを振らない」と「東京奇譚集」です。

「神はサイコロを振らない」は、ドラマを見ながらも先に本を読み終えてしまっていました。
 が、本もドラマもうまくできていたなと思います。
 本では主人公の「黛さん」は男性で、192便の乗客たちが今の時代で生きられるのは3日間となっていました。
 一方ドラマでは、主人公を女性にし、消えた乗客たちに10日間という猶予を与えていました。
 ただ、結末はどちらも同じでした。
 ドラマのほうはもしかしたら・・・、と思っていましたが、原作に忠実に描かれ幕を閉じました。

 とても、せつないお話でした。
 きっと、そう遠くないうちに読み返すと思います。

 村上春樹の作品は、だんだんくせになってきました。
 違う作家の本を読むと、村上春樹の世界に戻りたくなるのです。
 海外でも名がとおってきたようで、新聞記事でもそのことについて書かれたものを最近よく目にします。
 かく言うわたしも、今年は村上春樹イヤーになりそうな予感がします。ふふふ。
[PR]
by fastfoward.koga | 2006-04-07 00:28 | 本の虫