言霊の幸わう国

お片づけ

 職場に行くと、まずすること。
 制服に着替える。
 そして、職場をぐるっと巡回して片付けに入る。

 電話の位置を整え、メモを補充し、シュレッダーをかけ、空気清浄機をオンにし、掲示物が古くなっていないかチェックする。
 何時に出勤しても、たいてい同じようなことをする。
 それらをすることで、仕事のスイッチが入るのだ。
 そのことに最近、気づいた。

 わたしは決してきれいずきではないと思う。
 窓も汚れたままだし、気づいたら部屋が埃っぽくなっていることもある。
 ただ、少なくともものがあるべきところにあるのがきもちいいと感じている。
 本は本棚に、腕時計は引き出しに、洋服はクローゼットに。
 わたしは、単なる片付け魔なのだ。

 ここ数日、部屋は散らかりっぱなしだった。
 机の上には読み終わった本が山積みになり、迷った挙句着ていかなかった洋服を出しっぱなしで出かけたり、ベッドも寝起きのままにしていたり。
 心の中が見え隠れするような、散らかしようだ。

 それをさっき、片付けた。
 まだ全部終わっていないけど、少しきもちは落ち着いた。

 明日は早く帰ってきて、掃除機をかけよう。
 ワックスもかけられるといいな。
 古い雑誌は処分して、読み終わった本は雪崩をおこしそうな本棚にうまくしまおう。
 今度の休みはおふとんを干して、シーツもカバーもみんな洗濯するのだ。

 そう考えるだけで、きもちがいい。

 どんなものも、どんなことも、そうこうしているうちになんとなく納まるところに納まるものなのだ。
 わたしの手にかかれば。
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by fastfoward.koga | 2006-05-02 22:03 | 一日一言