言霊の幸わう国

タカラバコ

 よくコメントをくれる「オリバコヤ」のはこやさんが、お仕事のことをブログに書いていた。
 写真とともに紹介されていた、はこやさんが作った箱はとても綺麗で、無性にほしくなった。

 でも、ふと考えた。
 一体わたしはなにを入れるのだ? と。
 コメントを書きながら、中身はなんだろう、なんだろうと頭を悩ませて、こんなかわいらしい箱なら「大切なもの」だなという結論を出した。

 でも。「大切なもの」とは? 箱にそっとしまいこむような、大切な大切なもの。
 今は、思いつかない。
 それは今大切にしているものがないということではなく、あるけれど、箱に入れられるものではないということ。

 もし今すぐにこの部屋から出て、どこかへ永遠に旅立つとしたら。
 わたしはなにを持ってゆくだろう。

 財布とか免許証とか、通帳とか印鑑、携帯電話(かなり現実的)。
 他は洋服を何着かと、このノートパソコン。
 あとはキティちゃんの目覚ましと、化粧品と洗面道具。
 そして取捨選択ができるかどうか、かなり自信がないけれど、本を・・・数冊。
 まくらとCDとDVDは、悩んだ末にきっと置いてゆくだろう。
 
 そんなことを書いて、気づいた。
 今挙げたものは、大切というよりは必要なものなのだ。
 生活するのに、必要最低限なもの。

 わたしの大切なものって、なんだろう?
 やっぱりそれは、形のないものばかりのような気がする。
 言い換えれば、形がないからこそ大切に慈しもうとするのかもしれない。

 ということで、はこやさん。
 そんなわたしのきもちにぴったりのものを作ってくださいな。
 形のない大切なものを入れる箱。
 出来上がったら、取りに行くよ。
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by fastfoward.koga | 2006-06-05 21:14 | 一日一言