言霊の幸わう国

鬼ごっこ

 久しぶりに、雨に降られた。

 最近は、傘を持って出かけても結局雨が降らなかったり、雨が降ってもちょうど外にいなくて困ることもなかったりと、雨と鬼ごっこをしているようなところがあった。
 わたしは雨女で有名なのに。

 そのせいなのか、今日は雨をいとおしいきもちで眺めた。
 仕事を終えて帰る途中、京都に近づくにつれて雨は電車の窓を強く叩き出した。
 やっと雨に捕まった、という気がした。

 さっき、降りかかる雨が痛いくらいの中を原付で帰ってきた。
 あれくらい濡れると、かえってきもちがいい。
 カッパがわりに着たウインドブレーカーも、じっとりと雨を吸い込んだ。

 音楽を聴こうにも、いつもよりボリュームを上げないといけないくらいのどしゃぶりの雨。
 窓を閉めていても、ぼんやりと雨音が部屋を包み込む。
 このまま降り続いてくれたら、今夜はゆっくり眠れるかも。
 わたしは雨音を聴きながら眠るのが、すきなのだ。

 もう少し続く梅雨。
 その間に、あと1回くらい雨に捕まってもいいかな。
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by fastfoward.koga | 2006-07-05 22:32 | 一日一言 | Comments(4)
Commented by mackworld at 2006-07-06 00:47
■半村 良さんの作品に「雨やどり」というお洒落な小説がありまする。
雨音って、小さなドラマもつくれるという そんな作品です。
Commented by the-sahara at 2006-07-06 03:08
そうそう、鬼はいつも「雨」なんですよね。
私も昨日は、雨音をバックミュージックにして、1日中
まどろんでおりました。
Commented by fastfoward.koga at 2006-07-06 22:43
mackさん、こんばんは。
今度、読んでみまーす。
Commented by fastfoward.koga at 2006-07-06 22:43
さはらさんへ
確かに、自分が鬼になって雨を捕まえることはないですよね。
わたしも雨音の中、うだうだごろごろ、まどろみたいですー。