言霊の幸わう国

あぶく

 職場が変わっても、毎日毎日、ここに書くことを考えている。
 なにを書こうか、と考えることはすでにもうわたしにとって日常なのだ。

 でも最近は言葉がうまく出ない。
 それは自分の中からしっくりする言葉を見つけだすことができないとか、湧き上がるものがないとか、出し方にためらいがあるとか、いろいろと理由付けすることはできる。
 なにかに名前をつけるのがわたしはすきなので、自分を楽にするために決めつけるのは簡単だ。
 いつもなら、楽なほうへ行く。
 でも今はそれもしたくないと、頑なになっている。

 日々、ささいなことでも考えることはたくさんある。
 それはあぶくのように、生まれては消え、生まれては消えてゆく。
 今はたぶんそのサイクルが早すぎて、ついてゆけないのだ。
 いつもなら消えてなくなるあぶくをうまく残すことができていたのが、掴みそこねてしまっている。

 あせらなくてもいい。
 掴まえるべきあぶくは、掴まえられるものだから。



 考えすぎるのは、どんなにそれを書き続けても変わるものではなく。
 いつまでも骨組みとなってわたしを形作る。
 この記事で、ちょうど500。
 続けてきた年月もだけれど、書いてきた数も大切だなと辿りついて思った。
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by fastfoward.koga | 2006-07-15 14:08 | 一日一言