言霊の幸わう国

マイリトルワールド

 東京研修4日目終了。

 毎晩のようにアルコール摂取しているせいで、脚がむくむ。
 もう飲まないと言いながら、結局今日もビールを飲んでしまった。
 意志が弱い。弱すぎる。
 帰ってから体重を元に戻すのが、大変(なはず)。

 今回泊まっているホテルは、まだできて半年くらいの真新しいところだ。
 白い天井と壁がまぶしいくらい。
 部屋に帰ってからはテレビはつけずに、持ってきたくるりのベストアルバムを毎晩聴いていた。
 ほどよいスプリングのベッドに寝転び、行儀が悪いとは思いつつむくみをとろうと壁に向かって脚を上げ、本を広げた。
 読んでいるのはカフカの「変身」。
 曲が「春風」になったとき、ふと視線を本からずらして白い天井を見上げた。

 そのとき、ふっと錯覚の世界に陥った。
 一瞬、自分の部屋にいると肌で感じて、きもちがひゅるっと戻っていった。
 すごく不思議だった。
 しばらく動きが固まってしまったくらい。

 ここ数ヶ月、自分にとって必要なものはいったいなんなのだろうと考えていた。
 そしてそれは、どれくらいあるのだろうとこれまた考えていた。
 答えや結論などすぐ出るものではないのだけれど、物質的なものとして本とくるりと白い壁と天井とベッドがあったら。

 どうもわたしは落ち着くらしい。
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by fastfoward.koga | 2006-09-14 22:54 | 一日一言