言霊の幸わう国

ニイガタ・ムラカミ通信 「あいさつ」

 今月30日まで村上市で開催されている、「町屋の屏風まつり」
 城下町村上に古くから残る屏風を、町のみなさんがそれぞれ飾り、展示ご披露してくださるというもの。

 はこやさんやそのご近所さん「酒田や」さんに教えてもらったおうち(お店)を、地図片手に1軒1軒歩いてまわった。
 屏風なんてガラス越しに見ることしかなかったので、もちろん触れはできないけれど、まじまじと生で見させてもらうことができたのはとても貴重だった。
 展示されている屏風も、絵だったり書だったりといろいろある。
 屏風なんて今までこだわって見たことがなかったけれど、なんとなくわたしは意味はわからなくても書の屏風がいいなと思った。

 屏風を見せてもらうときは、1軒1軒、おうちに入るたびに「こんにちはー」と言う。
 そして「屏風、見せていただいてもよろしいですか」と尋ねる。
 村上のみなさんは「どうぞ、どうぞ」と迎えてくれる。
 見せてもらう間に、屏風にまつわる話や村上の歴史などのお話をしてくださることもある。
 最後は、「ありがとうございました」とお礼を言って出る。

 とにかく、「こんにちは」と「ありがとう」のくり返し。

 ひとりで旅に出ると、特に人と話すことが少なくなる。
 1日中、あいさつもしないですんでしまうことだってある。
 そんな中、今回の旅はとにかくたくさんあいさつをして、見知らぬ人たちといろんな話をした。
 ひとりのようで、ひとりじゃない。

 村上は不思議な親近感を残す、いい町だった。
 だからいい旅だったなと思う。 
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by fastfoward.koga | 2006-09-28 21:45 | 旅行けば | Comments(2)
Commented by mamepanapollo at 2006-09-29 17:01
>とにかく、「こんにちは」と「ありがとう」のくり返し。
う~ん、シンプルだけど答えはそこにあるような気がしました。
いい旅だったんですね。
なんだかいっぱい伝わってきます。
Commented by fastfoward.koga at 2006-09-29 21:06
mamepanapolloさん、こんばんは。
まるでともだちのうちをはしごするかのような感覚でした(笑)。
今までにない旅で、ほんとうに楽しかったです。