言霊の幸わう国

9月の巻

1  村上春樹   辺境・近境
2  川上弘美   神様
3  吉田篤弘   それからはスープのことばかり考えて暮らした
4  カフカ      変身
5  宮部みゆき  名もなき毒
6  古閑万希子  美しい人
7  村上春樹    やがて哀しき外国語
8  川上弘美    古道具 中野商店
9  村上龍     空港にて
10 川上弘美    溺レる


 研修や旅に出たので、ぐっと読んだ本の数が減りました。
 自分では、それでも2ケタ読んだのかという感じですが。

 しばらく読んでいなかったので、8月の終わりごろから村上春樹にまた手をつけました。
 ある一定の時期読んでいないと、さみしくなるのです。なぜか。

 そして、村上龍。
 こちらは何年ぶりだろうというくらいに、彼の作品を手にしました。
 決して重くはない部類に入るはずの作品、しかも短編小説なのに、読むにはかなりのエネルギーがいりました。
 彼の「コインロッカー・ベイビーズ」はすごくすきなのですが、よく考えると7、8年前に読んだきりです。
 やっぱり今はなかなか読み進めることができないような気がします。

「空港にて」は、ある場面場面がコンパクトに切り取られていますが、そのひとつひとつの場面の濃厚さにやられました。
 当分、村上龍はおなかいっぱいで手が出そうにありません。

 最後に、宮部みゆきの「名もなき毒」は久しぶりに本を読んで泣きました。
 でも決して涙が流れて仕方がないというような泣き方ではなく、苦しいという思いを絞りだしたら出るような涙でした。
 くわしく書くとネタばらしになるので、書きません。
 読んでみてください。

 さて、読書の秋到来です。
 今月もさくっと読んでいきましょう。
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by fastfoward.koga | 2006-10-02 23:10 | 本の虫 | Comments(0)