言霊の幸わう国

秋疲れ

 今日は、朝イチに発生したトラブルに1日振り回された。
 定時で帰るつもりでいたのに、午後を過ぎたあたりでそりゃむりやな、とあきらめた。
 結局残業は1時間くらいしかしていないけれど、帰りの電車で窓際の席にすわったら、体がずーんとシートに沈み込むような気がした。

 異動して、4ヶ月目。
 ぼちぼち残業しないと仕事が片付かなくなってきた。
 毎日、スケジュール帳に明日やることを書き込むのだけれど、同じことを書く日が続いている。
 そうなると、わたしは体より先にきもちが疲れてきてしまう。

 そんなときに、トラブル。
 ある部分わたしのいる部署が窓口になるような類のものだったので、横とか縦とか、連絡を行き渡らせるのに奔走していた。
 なんだろう。なぜかひとり必死になっていた。

 肩から上が、ずっしり重い。
 体が疲れている。

 自分の部屋に入って、イスにすわり、コテンと頬を机にくっつけた。
 机は少しひんやりしている。
 はーっと息を吐いて目を瞑った。
 そうしたら、ふっとこの疲れは秋の疲れだなと思った。

 春とも夏とも冬とも違う、秋の疲れ。
 寒気なんて感じていないし、指先だって自分で触れてみても熱はほどほどにある。
 でもすーすーする。
 頭をもたげたまま呼吸すると、鼻先に少しひんやりした空気の気配を捉えた。

 寂しいのとは、また違う。
 そういう感情では、ない。

 でも心細さから、靴下を履いた。
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by fastfoward.koga | 2006-10-23 21:00 | 一日一言