言霊の幸わう国

香港イヤー 第2幕 「脱力」

 今回の旅は、行きも帰りもJALだった。
 睡眠時間を確保する貴重な時間だと思っていたので、寝る気満々で乗り込んだ。
 でも国際線にしばらく乗らないうちに機内の設備が充実していて楽しくなり、結局思ったほど眠らなかった。

 行きは「フラガール」を見、帰りは「80・90年代のJポップ」を聴いていた。
「Jポップ」のほうは、中島みゆきの「悪女」とか松本伊代の「センチメンタル・ジャーニー」とか、歌えるものが多くて、口をパクパクさせていた。
 はたから見たら、なにをやっているのかわからずかなり怪しげだっただろう。

 映画「フラガール」は、見に行きたいなと思っていて見逃していたものだった。
 プログラムを見て、あっ見たいなと思ったけれど、一瞬ためらった。
 3度は泣くと聞いていたからだ。

 でも結局は見てしまい、涙をこらえながら機内食を食べた。
 鼻をすするのも恥ずかしく、自分で自分の手をつねって我慢した。
 映画が終わったあと、ふっと香港行くのにいったいなにやってんだか、そう思った。
 
 ほどよく肩の力が抜けた旅。
 そんなふうにして、香港への旅は始まった。
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by fastfoward.koga | 2006-12-19 23:17 | 旅行けば