言霊の幸わう国

旅のたし算・ひき算

 香港への旅の前に、
「psiko」
という雑誌を買った。
 中に「あなたにぴったりのパートナーとは?」という心理テストが載っていた。
 ひとつひとつていねいに質問に答えて、ちょっと緊張しながら結果を読んだ。
 ほー、と、ふむふむ、という思いがちょうど半々くらいのことが書いてあった。

 その結果はさておき。

 いくつか答えた質問の中で、ほんの少し答えに悩んだものがあった。
 それはこんな質問。

「あなたはこれから旅行に出かけるところです。荷物をカバンの中につめています。どちらの種類のモノをより多く持っていきますか?」

 Aは、楽しみを+(たす)もの。
 Bは、不快を-(ひく)もの。

 例えばAなら、カメラ・お菓子・ドレスアップ用の洋服や靴など。
 Bなら、薬・傘・防寒具などなど。

 実際に、旅の支度をしながら自分がどっちを多く選ぶのか、どっちのタイプなのか考えていた。

 風邪薬とマスクと喉スプレー、うがい薬はB。
 ストールは、AもBも兼ねている。
 川上弘美の「真鶴」は、A。
 ポケットティッシュとウエットティッシュは、B。
 ハンドクリームも、B。
 デジカメは、A。
 数種類のピアスとブレスレットは間違いなく、A。

 と、書き連ねているうちに、荷物をカバンをつめているときのきもちになってきた。
 旅用のカバンは今ここにないのに、口を開けたカバンが見える。
 旅に出る前のきもちだけが鮮明に蘇ってきた。

 そういつも悩むのだ。
 旅の荷物は多くならないように、でも持ってくればよかったと思わないように。
 天気予報を何度もチェックし、それをふまえて洋服の組み合わせを考え、さらに歩きやすい靴と合うかを考慮し、旅の隙間で読む本を選び、それらがカバンに入るかを試してみる。

 で、いったいどっちやねん。
 テストで、どっちを選んだかは内緒。

 みなさんは、旅に出るときたします? ひきます? どっちです? 
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by fastfoward.koga | 2006-12-22 20:36 | 往復書簡