言霊の幸わう国

十年一昔

 年が明けると、関西では新聞でもニュースでも阪神大震災の特集が始まる。
 あぁ、またあの季節がやってきたのだなとわたしは思う。

 もう12年。
 干支がひとまわりした。
 十年一昔というけれど、果たしてあの出来事は誰にとっての昔なんだろうか。

 あの年生まれたこどもが小学校を卒業する。
 なんてすごいことなのかと思う。
 自分もそれだけ歳を重ねているのだけれど、人の成長は早い。
 もっともっとすくすく大きくなってほしいなと、見も知らぬこどもたちに思いを馳せる。

 12年前。
 わたしは就職活動を目前にしていた。
 後期の試験前で、試験勉強を始めなくてはときもちだけあせっていた。
 震災のあったあの日は、日付が変わるころまで「界面活性剤」についてのレポートを書いていた。
 
 今、立ち止まっている場合ではない。
 進まねば。
 生きねば。
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by fastfoward.koga | 2007-01-14 21:10 | 一日一言 | Comments(4)
Commented by zuko44 at 2007-01-15 17:32
その頃インターネットなんて知りもしなかったから今のように関西の知人などいなくて
ただ眉間にシワ寄せてニュースを見ていました。
わたしは東京で、離れているからそう思えるのかもしれませんけど
もう一回り?という気はします。
3年ほど前かな、大阪に遊びに行って、
何のかげりも感じずにのほほんと帰って来てからあらためて復興のパワーに感服してしまいました。
復興の影に犠牲ありでしたね。寒かったことでしょう。。。

なーんか昨日からどっぷりと気落ちしていて投げやりだったんですが
どんなことでも生き残り組として発奮せねばねー。
うん、進みましょう!
Commented by the-sahara at 2007-01-15 19:13
もう、そんなに時間が流れたのですね。
私は、小学6年生でした。地震が、あんなにも怖いものだとは知りませんでした。
電気はすぐにきたものの、水道とガスはずいぶん長いこと止まったままでした。この先何年経っても、忘れないと思います。
寒い夜に外で、かじかんだ手で食器を洗ったこと。
ぬるくて半分しか湯のない銭湯。
「あたりまえ」のことなんてないと思い知ったのが、このときでした。

来年はきっと、神戸で1月17日を過ごせることと思います。
原点に立ち返り、もう一度襟を正したい。
そう思います。
Commented by fastfoward.koga at 2007-01-15 20:54
ヨシさん、こんばんは。
わたしも離れていたら、大変なんだな、だけで終わっていたと思います。
体験しないとわからないなんてさみしいことなのですが。

わたしも少し投げやりでしたが、やはり発奮せねばなりません。
生きねば。
Commented by fastfoward.koga at 2007-01-15 20:57
さはらさん、こんばんは。
さはらさんは小学生でしたか。多感なときに、地震を体験されたのですね。

「襟を正す」とは、とても素晴らしい響きがします。
ぜひぜひ、神戸にいずとも原点について考えてみてください。
わたしは1月17日に、大切なものをもう1度考えてみようと思います。