◆9つの話◆ 2.まつげにともる雪
2007年 03月 14日
目の前を、真横に雪が通り過ぎる。
でも思うほど寒さは感じない。
不思議だなと、少し視線を遠くにやった。
飛行機から見下ろす秋田は、思っていたよりも真っ白だった。
ずっと確認していた積雪量は、わたしが降り立つ数日前から着実に数字を増やしていた。
秋田空港からエアポートライナーに乗り、まずは田沢湖駅へ。
荷物をロッカーに預け、お腹をそばでふくらませて、バスで乳頭温泉郷へ。
少し冷えた足先も、温泉ですぐに温まった。
露天風呂にひとり。
何度も何度も、頬に雪が当たった。
見上げると、すぐにまつげに雪がともる。
それがうっとおしくなって顔を下げる。
でも、目の前の景色が見たい。
そんなこどものようなくり返し。
雪の露天風呂。
開放的で、孤独で、静寂すぎて、思わずはしゃいでしまった。
気をつけてください、と書かれた貼り紙を読み損ねて、濁ったお湯に足をつけるときに段差に気づかず指先をしこたま打った。
でも思うほど寒さは感じない。
不思議だなと、少し視線を遠くにやった。
飛行機から見下ろす秋田は、思っていたよりも真っ白だった。
ずっと確認していた積雪量は、わたしが降り立つ数日前から着実に数字を増やしていた。
秋田空港からエアポートライナーに乗り、まずは田沢湖駅へ。
荷物をロッカーに預け、お腹をそばでふくらませて、バスで乳頭温泉郷へ。
少し冷えた足先も、温泉ですぐに温まった。
露天風呂にひとり。
何度も何度も、頬に雪が当たった。
見上げると、すぐにまつげに雪がともる。
それがうっとおしくなって顔を下げる。
でも、目の前の景色が見たい。
そんなこどものようなくり返し。
雪の露天風呂。
開放的で、孤独で、静寂すぎて、思わずはしゃいでしまった。
気をつけてください、と書かれた貼り紙を読み損ねて、濁ったお湯に足をつけるときに段差に気づかず指先をしこたま打った。
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mackworld at 2007-03-15 01:10
■旅行けばぁぁぁ~♪と来れば駿河の国、茶の香りぃぃ~♪だろうと思ったら「春爛漫」という銘酒の里に行っておっただすな。
この写真は、大変に出来がよろすい!
この写真は、大変に出来がよろすい!
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fastfoward.koga at 2007-03-15 20:10
mackさん、こんばんは。
「春爛漫」は飲みませんでしたが、別のものをしっかりいただいてまいりました。
はっはっは。
写真は、雪でデジカメが壊れてしまわないか心配しながら撮りました。
ほんま、かなり吹雪いてたのです。
「春爛漫」は飲みませんでしたが、別のものをしっかりいただいてまいりました。
はっはっは。
写真は、雪でデジカメが壊れてしまわないか心配しながら撮りました。
ほんま、かなり吹雪いてたのです。
by fastfoward.koga
| 2007-03-14 21:48
| 旅行けば
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Comments(2)