言霊の幸わう国

背中越しに

 いつも思うのだけれど。
 くるりの「ロックンロール」を聴くと、この曲のすべてが自分に投げかけられているような気がする。

 この歌詞がどう、というのと少し違う。
 この曲が流れると、わたしはふと手を止めてしまう。
 特に、サビの部分にかかる瞬間に、すーっと空から梯子が降りてくるような気がするのだ。

 その空は青い。
 どこまでもどこまでも青い、ちょうど今の季節の空のようだ。

 朝聴くと、通勤途中の同じ景色が見えてくるとふと口をつく。
 わたしはいつも東へとベスパを走らせて駅へ向かうのだけれど、住宅街の中をまっすぐに伸びる道の向こうに山、そのもっと向こうに空が見えると歌いたくなる。
 そして歌い始めると、背中を押してもらったと思う。

 そのときどき頬に当たる風は冷たかったり、心地よかったり。
 でも、清々しく感じられる。

  「進めビートはゆっくり刻む
  足早にならず確かめながら」


 そう。あせるな、あせるな。
 今は急ぐときではない。

 みなさんには、背中を押してくれる、そんな歌はあります?
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by fastfoward.koga | 2007-05-05 23:20 | 往復書簡 | Comments(2)
Commented at 2007-05-07 00:00
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by fastfoward.koga at 2007-05-07 22:33
鍵コメさん、こんばんは。
こちらこそ、突然すみませんでした。
でもお会いできてうれしかったです。

背中を押してくれるその1曲を聴いて、また次の写真展をぜひ!