言霊の幸わう国

ワレココニシルス

 この間、自分がポストに投函したハガキを見た。
 どのハガキにも消印が切手に押されていた。

 当たり前のことだ。

 でも、それが妙にうれしかった。

 通常、わたしが書いて切手を貼って投函したハガキはわたしの手元にはない。
 相手の元に届いたら、もちろん戻ってくることもない。

 相手へ言葉を綴り、宛先を記し、切手を貼る。
 わたしができるのはそこまでで、それはハガキとしてはまだ未完成なのだ。
 消印を押されて、ハガキは初めて完成品となる。
 そのことに、わたしは今まで気づいていなかった。

 あちこちで投函したハガキの数々。
 ずらっとわたしの書いた文字が並び、同じだけ消印も並ぶ。
 我ながら、天晴!
 なんて壮観な眺め!
 こんなにも消印の押された自分の書いたハガキが愛しいとは。
 知らずに過ごした33年が、もったいない!

 ブログにも消印が押されればいいのに。
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by fastfoward.koga | 2007-05-23 22:32 | 一日一言