言霊の幸わう国

女王様

 うちの近所には猫がうようよしている。
 ご近所事情に疎いので、それらが飼い猫なのか野良猫なのかはわからないけれど、始終数匹の猫を見かける。

 先日、1日中雨が降り続き、夜は嵐のように雨風が強かった日があった。
 次の日の朝、出勤しようとベスパに被せていたカバーを取ると、シートに猫の毛が散らばっていた。
 よく見ると、足跡らしき白い肉球の跡も見られた。
 シートとカバーの隙間にうまく入り込み、雨風を凌いでいたのだろう。
 まあ、わたしの大事なベスパにと思ったけれど、雷も鳴る大雨の中シートに丸くなっている姿を想像したら笑えた。

 さっきもチチハハと夕飯を食べていたら、我が家の小さな庭をトラ猫が涼しい顔して横切って行った。
 その猫は、昼間見かけたときははお向かいさんのガレージを通り抜けていた。
 悠々と歩く姿。
 いたるところ縦横無尽、怖いものなしだなと思った。

 庭にフンをするのはほとほと困り果てているけれど、歩きたいから歩くのよ、それがなにか? という猫たちの気位の高く、そしてマイペースな姿には目を奪われる。
 気にしぃのわたしは、それが単に羨ましい。
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by fastfoward.koga | 2007-06-27 19:05 | 一日一言