言霊の幸わう国

ならわし

c0047602_2132324.jpg 先日、美容院に行ったときに、厄年の話題になった。
 たまたま隣りあわせたお客さんに、「本厄で男の子を産むと、厄払いになっていいのよ~」と言われた。
 どう考えても、今年中に子供を産むなんてことは不可能だ。

 今日は、ハハと一緒にでかけ、財布を買ってもらった。
 なにやら、厄年には、身につけるもの(男性ならネクタイやシャツ、女性なら財布や帯など)を贈られるといいと書いてあるのを、インターネットで知ったらしい。
 それならば、とお言葉に甘えることにしておいた。

 10代や20代の前半は、そういうならわしや風習がわずらわしくて仕方なかった。
 十三まいりのときも、帰るときには振り返ると知恵が逃げるので振り返ってはいけないという謂れがあるそうだが、それを言われたとたんに振り返ったくらいだった。
 今なら、あのとき振り返ったからアレがああなったのか・・・、などと笑い半分で話したりもできるし、厄払いもひとつの経験やイベントとして捉えられる。

 コドモコドモしたわたしは、そんなことをしなくても自分は自分で幸せになれる、と息巻いていたのだ。
 でも、一応大人になったわたしは、自分の力ではどうにもできないことがあることをもう知っている。だから、たまに形のないものに思いや願いをを馳せたりする。
 大人っていいな、と思う。
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by fastfoward.koga | 2005-02-12 21:35 | 一日一言