言霊の幸わう国

すーすー

 昨日は半日、部屋の片づけをしていた。
 始めたら手がどんどんと動き、ずっと触れていなかったスクラップファイルにまで手を伸ばした。

 思うところあって、残していた雑誌の切り抜きたち。
 数ページ眺めて、1枚ずつフォルダーから抜き出した。
 初めは捨ててもいいものか確認していたけれど、途中から斜め見しただけで必要ないと判断できた。
 もう、今の自分にはいらないのだ。

 たいてい切抜きを残していても、見返すことは少ない。
 スクラップするという行為は、大半が、また後で見ることよりも残しておこうとするきもちで満足してしまうのだろう。
 そうわかっていながら、一応、というきもちで大事にしまっておいた。
 そしてやっぱり、大事にしまいすぎるからなのか、再び目にしたときには初めのきもちは色あせている。

 黙々と手を動かして、捨てる気になった切抜きは軽く雑誌1冊分の厚みになった。
 それだけで、心の中に隙間ができたような気がした。
 きもちのよい、すーすー。

 できた隙間は、今日即座に埋めた。
 と言っても、ところどころだから、まだ余裕あり。
 この風通しのよさは、しばらくキープしよう。
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by fastfoward.koga | 2007-08-06 20:58 | 一日一言