言霊の幸わう国

一筆入魂

 言葉は1度口にすると、元には戻せない。
 それは、言うのも書くのも同じ。

 後悔すると思いながらも、このきもちは吐き出してしまわなければ気がすまない。
 と思うことは、ときどきある。
 わたしの場合、たいていはふつふつしている思いを押さえ込んで、なんとか20%くらいを言葉にして、相手から下手な反応が返ってきて後悔するのがパターンだ。
 で、そのあと、20%でも口にしたことにくよくよしてしまう。

 最近もそういうことがあって、ばかなことをしているなと思っていた。
 言葉をもっときもちよく使えればいいのに、と。

 このひと月ほど、ブログを書いていて、自分の用いる言葉がマンネリだなと感じる。
 まず、自分で自分を楽しませることができていない。
 どうも、とりあえず書いてみました的な匂いがぷんぷんするのだ。

 書くことへの集中力も弱まっているな、と思う。
 ぐーっと1点に力を注ぐような、そんなエネルギーを出し切れていない。
 書きたくてうずうずするようなきもちに、もうどれくらいなっていないだろうか。

 今日、本を読んでいて、これはわたしは使わない言葉だなと思うものを見つけた。
 それは、「思いがけず」。
 そして同様に「たっぷり」、これも普段わたしからは出てこない言葉だ。

 知っている言葉と、使える言葉と、使いこなせる言葉はそれぞれ違う。
 その間にある壁が、今見えた。
 
 越えたい。
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by fastfoward.koga | 2007-08-28 22:15 | 一日一言