言霊の幸わう国

なまえ

 名前の話をするとネタがつきない。
 たぶん、わたしがいないところでもネタにされてることはあるのだろう。
 仕事でクレーム応対しているときでも、フルネームで名前を聞かれ答えると、お客さまは一瞬だけ怒りをどこかにやってしまって、「ほ~、みやびな名前やな~」などと言われることもある。

 30年以上のつきあいの名前なので、さすがにこの名前がヤだとか、別の名前だったらよかったのに、なんてことは思わなくなったけど、ごくごくたまに違う名前だったらどんな人生だったのかと考えないことはない。
 もしそうだったとしたら、きっと今のわたしとは違う人だったと思う。
 違う人、ということは、もちろん違う人生になるはず。
 それも核心的なところで。

 そういう意味で、自分の名前はわたし自身の中で自分をつくるどれだけの要素があるのかが気になった。
 でももう違う名前の違う人生は歩めないので、だったら今の自分の名前のこの人生はどんなものなのか、客観的に知りたいとネットでみつけた姓名判断をしてみた。

 姓名判断でもいろいろな流派があるようで、それぞれをためしてみたが、共通するのは「我が強い」ということと「水商売に向く」、「40代以降の運気がいい」ということだった。
 ・・・おもしろい。当たる当たらないは別にしても、なかなかおもしろい結果だ。

 そんなささやかな満足を胸に、わたしは明日からまた、このわたしのままで進んでゆくのだ。
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by fastfoward.koga | 2005-02-15 21:08 | 一日一言 | Comments(0)