言霊の幸わう国

11月の巻

1   森見登美彦  有頂天家族
2   石持浅海   水の迷宮
3   岡本敏子×よしもとばなな
              恋愛について話しました
4   島本理生   生まれる森
5   川島誠他   「ライ麦畑」に出会った日 ※
6   大村しげ    ほっこり京ぐらし
7   小路幸也   空を見上げる古い歌を口ずさむ 
8   本谷有希子  江利子と絶対  
9   三島由紀夫  永すぎた春
10  絲山秋子   袋小路の男


 相変わらずなんと節操のない本選びでしょう。
 でも、1冊1冊、向き合って読んだなという感じがします。
 それは単に、失恋のあとだったということです。

 失恋したあとは、本選びも気をつかいます。自分に自分で、ですが。
 所謂恋愛小説でなくても、傷に塩を塗るようなものは避けたいし、でも避けている自分もよわっちくていややなとか。
 いろんなことをぐるぐるぐるぐる考えながら、本屋へ行きます。
 結局は、数え切れないほどの言葉を読むのですから、敏感になっていればどんなこともタブーワードとなりうので、心配するだけムダかもしれません。

 今回は、三島由紀夫の「永すぎた春」や絲山秋子の「袋小路の男」で、痛い目にあいました。
 でも挫けるな、挫けるな、と自分に言い聞かせ読み終えました。
 あほみたいなことしてるなーと思いつつ、案外傷口から膿を出すように回復は早いのかも、なんてことをある一方で楽天的に考えたりもしています。


 読んだ本の内容とは関係ないことを書いていますが、最後にお薦めです。
 森見登美彦の「有頂天家族」は、いいです。
 ライフログにも入っていますが、タヌキの話なのにおかしくて、そして泣けます。
 今月のコガ推薦図書、ぜひ一読を。
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by fastfoward.koga | 2007-12-04 22:19 | 本の虫