言霊の幸わう国

風呂場にて

 風呂場で、よく考えごとをする。
 仕事のこと、すきな人のこと、旅の予定、明日着てゆく洋服、次の休みはどう過ごすか。
 そんなことを、湯船に浸かりながら考える。

 最近は、その合間に泣く。
 初めは少し我慢してしまうのだけれど、いいやここはお風呂だと感情を抑えるのをやめると、涙がぽろぽろとひと粒、ふた粒流れる。
 それで、お終い。
 我慢していないのに、もう涙は出ない。
 ひゅんと消えてなくなる。

 毎年この季節には、その年を振り返ってブログに記していたけれど、今年はしない。
 毎晩、風呂場でほんの短い時間泣きながら、後悔したり、反省したり、興奮したり、奮起したり。
 どれもこれも、まだ結論と言えるようなものは形になっておらず、それでも毎日前に向かって足を踏み出しているのだからもうこれ以上はいいだろうと思っている。

 風呂場で、考えることに疲れてしまうことがある。
 手で顔を覆うことも多い。
 でも今日は思わず呟いた。
 負けるもんか、と。

 こねくり回して考えたあれもこれも全部、泡やお湯と一緒に全部流れていってしまえ。
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by fastfoward.koga | 2007-12-18 00:33 | 一日一言 | Comments(2)
Commented by cool-october2007 at 2007-12-19 21:57
そういう時期があっても良いんじゃないですか?
つらくて悲しいことを乗り越えた先に、
たぶん新しい自分が待っていてくれるんだと
僕は思いますよ。
Commented by fastfoward.koga at 2007-12-21 00:08
coolさん、こんばんは。
いつも、ありがとうございます。
わたしもそう思いたいです。