言霊の幸わう国

生きる

 5時46分、今年も黙祷を捧げ、仕事へ向かった。
 今年1番の寒さ。
 外はまだ真っ暗で、妙にずしんと重さを感じた。
 
 寒さと対峙するように口を一文字に結び、空の色を気にしながらベスパを走らせた。
 数10分走る間に、空はわずかに固さを緩めた。
 山の上の向こうにのしかかる雲の形が少し見えたのだ。

 駅に着き、ホームから東の空を眺める。
 陽の光が、山と雲の隙間から差し始めた。

 なにがあっても。
 生きていかねばと思った。
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by fastfoward.koga | 2008-01-17 21:31 | 一日一言