言霊の幸わう国

ボリュームコントロール

 昨日、上司から評価の結果を聞いた。
 来年度のお給料に反映する、業績評価だ。
 ランクはC。三段階の1番下だ。

 上司からは特に評価の内容については言及はなく、しばらく別の話をして、そのあとで訊いた。
 どうやったらBになれるのか、と。
 すると上司は、今やっている業務がうまくいけば間違いなくAだと言った。
 あとから馬鹿じゃないかと思った。
 その業務は1年以上かかるのだ。それじゃあ来年度も評価は変わらないだろう。

 モチベーションをあげてくれる上司は少ない。
 やるべきことだけをミーティングで告げるだけで、終わってうまくいったってできて当たり前。
 この1年を振り返って、評価に異存はない。
 けれどこの先の話をちゃんとしてくれよ、と思う。

 職場の友人に、最近のあなたの仕事ぶりを見ていると余裕を感じると言われた。

 たいていそうなのだ。
 わたしは慌てても、困っていても、そんなふうに見えないと周囲の人から言われる。
 冷静沈着。
 かつて人を見る目があると思っていた上司からそう言われて、よっぽどなのだなと思った。

 今のわたしは例えるなら、たくさんつまみのあるオーディオの仕事のボリュームだけを上げている状態だ。
 ブログも、書くことも、遊びも、恋愛も。どのつまみも下げている。
 力を出し惜しみしないのが今年の目標だけれど、年々わたしの集中力は低下し、頭の容量はすぐにまんぱんになり動きも鈍くなっている。
 バージョンアップを図りたいところだけれど改善に向かうだけの条件は揃わず、だからと言ってもがいても駄々をこねてもどうにもならないから、なんとか現状のままでやらなくてはならない。
 だったら集中できるよう、他のことに蓋をするか、排除するしかない。
 今はただ、そういうことをしているだけなのだ。

 昨日ふとんに入ったときは嫌な夢でも見るかと思ったけれど、疲れていたせいでストンと眠りについた。
 なのに朝お風呂に入っているときに、急にむくむくと虚しさと苛立ちのきもちが沸いてきた。
 なんで今ごろ。
 
 最近、休みの度に雨が降る。
 でも今日は、ちょうど降り出した雨に向かって傘をさした。
 さ、明日っから、買ったばかりの春物の洋服に身を包み、また会社へ行こう。
 わたしは、理不尽なことに自分が負けるのは許せないのだ。
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by fastfoward.koga | 2008-03-19 20:50 | 一日一言