言霊の幸わう国

忘れていた約束

 高校2年生のときの国語のノートを、わたしは捨てずに今でももっている。
 その他の教科書やノートは、もうなにひとつ残っていない。が、その1冊だけはあえて残しておいた。なぜなら、読み返すとおもしろいのだ。

 当時の国語の先生は若い女の先生で、非常勤だったので教えてもらったのは短い間だったけれど、やりとりした時間は濃かった。
 その先生は、とにかく授業でたくさん意見や感想を書かせる先生で、でもただ書かせるだけではなく、ちゃんと赤ペンで返事を書いて返してくれた。それがとにかく楽しかった。

 残しているノートにはさんであったざら半紙に、高校生のわたしはこう書いていた。
「毎日文章を書く」と。
 確か2学期か3学期の初めての国語の授業で、目標や希望を書くように言われたときのものだったと思う。
 これに対し、先生は赤ペンで「これってすごくいいことだと思う。何も考えず、流されて生きてると書くことがなくなってしまう・・・。書くにはまずは考えなければならないから」と返事をくれた。「私も本日より新たな気持ちでがんばろうと思いました。ありがとう」と。

 今思えば、あの先生が、書くことを始めるきっかけをつくってくれたのかもしれない。 

 間、お休みしたとはいえ、10年以上たってこうしている自分はなかなかや~んと31のわたしは自画自賛。
 だって、なにを書こうかと考えてもネタはつきない毎日ダモノ。 
[PR]
by fastfoward.koga | 2005-02-25 23:59 | 一日一言 | Comments(0)