言霊の幸わう国

見下ろす菜の花

 バス停をひとつ手前で降りて、1時間前までさしていた傘をぶんぶんと振り回して歩いた。
 払いたいのは、ずっと取り付いている鬱々とした空気。

 今日は心安らかに、黙々と仕事をしたいと思っていた。
 が、スケジュールを考えたらそう簡単にいくわけもなく。
 おとなしくしていようと思っていたけれど、言わずにいられない状況になった。

 久しぶりに怒りで体が震えた。
 それを抑えて、信用できないと言い放った。

 どうして、相手を信頼しようとしないのか。
 自分が信頼されるように努めないのか。
 自分はちゃんと態度で示していると思っているのか。
 言葉にしなければ、伝わらないことがあることがなぜわからないのか。

 ギリギリのところで、わかる奴だけわかればいい、わからないならそれでいいと、どうして相手を突き放せるのか理解に苦しむ。
 これだから、男は(と、イラついているから大雑把なひとくくり)。

 暗い川べりの道は、目を凝らすと菜の花が咲いていた。
 その細い幹に、順々傘の先を滑らせた。
 よく見ると、わたしよりも背の高い菜の花がいくつもあった。
 見下ろしてんなよ、と菜の花にまで毒づいた。
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by fastfoward.koga | 2008-04-07 22:34 | 一日一言 | Comments(2)
Commented by cool-october2007 at 2008-04-08 22:35
春のせいでしょうか?
みんなイライラしたり、ざわざわと落ち着かなかったり。
ストレスを溜めちゃダメっすよー。
そんなときはハーブティーでも飲んで、一息入れる。
怒ったら負けですから。
Commented by fastfoward.koga at 2008-04-09 14:22
coolさん、こんにちは。
お気遣い、ありがとうございます。
仕事のごたごたはひとまず振り出しに戻りました。

一息つくために最近は糖分の摂取量が多いこと、多いこと(笑)。
ほんま黙々と静かに仕事させてほしいです・・・。