言霊の幸わう国

 なんやむずむずするような。
 小さくざわざわするような。

 今日仕事をしていて、打ち合わせをしているうちに6月中旬の予定をなぜか今月の予定にすり替えてしまっていた。
 もう今は6月で、来月は7月だと頭の中のカレンダーは1枚早く進んでいた。

 15時だったか、NHKで北海道の紋別で雪が降ったというニュースが流れていた。
 インタビューに答えている男性が、「5月に雪が降るなんて」と言っているのを耳にして、ああそうか今は4月じゃなく5月だから、珍しいのだと頭の中で自分が自分を納得させていた。

 今、自分の立っている場所が不安定になっている。
 予想というか、予感していた以上にぐらぐらしている。
 それは社会的立場や、感情的にではなく、時間的にだ。
 過去と未来だけがあって、今がない。
 この瞬間が、ない。

 結構限界やな。
 底すれすれ。
 もう、あかん。


 本屋でガイドブックを探そうと決めていたら、降りる駅のひとつ手前でどきどきした。

 旅に行くと決めたら、それだけで気力がマグマみたいにお腹の中でぐつぐつ言い出した。
 行き先を決めたら、ぐぐぐぐーっと右肩上がりでテンションが上がった。
 きもちは昇っているのに、ジェットコースターで急降下しているみたいなスピード感。

 そういうのが、いるのだ。
 自分には、そういうのが、間違いなく、ある一定の間隔で、いる。

 旅へ。
 煌びやかで荘厳な場所へ。

 それだけで、なんでもできそうな気がする。
 いつも不思議なのだけれど。
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by fastfoward.koga | 2008-05-09 22:48 | 一日一言