傘
2008年 05月 10日
久しぶりにともだちと飲みに行ったお店で、傘を取り違えられた。
最後の客として出口へ向かったら、行きとは違うビニール傘を差し出された。
お店の人は弁償しますと平謝りだったけれど、時間が経つにつれて不安になった。
たかが傘。
でも、じーっとできるだけきもちをフラットにして考えると、ネイルを施した爪の先が欠けてしまったように、小さいけれど気になって仕方ない。
何度も無意識に欠けた爪をなぞるように、傘のことばかり考えていた。
もう戻って来ないと思う。
それだけ思い入れがあったかというと、我ながら疑問。
でももう、あのときもこのときも差していた、あの傘を差せないかと思うと寂しいような。
新しい傘を手に入れたとしても、たぶん違う。
きもちの空白は別のもので埋めるんだろうな、なんて。
急に、思い入れすぎか。
最後の客として出口へ向かったら、行きとは違うビニール傘を差し出された。
お店の人は弁償しますと平謝りだったけれど、時間が経つにつれて不安になった。
たかが傘。
でも、じーっとできるだけきもちをフラットにして考えると、ネイルを施した爪の先が欠けてしまったように、小さいけれど気になって仕方ない。
何度も無意識に欠けた爪をなぞるように、傘のことばかり考えていた。
もう戻って来ないと思う。
それだけ思い入れがあったかというと、我ながら疑問。
でももう、あのときもこのときも差していた、あの傘を差せないかと思うと寂しいような。
新しい傘を手に入れたとしても、たぶん違う。
きもちの空白は別のもので埋めるんだろうな、なんて。
急に、思い入れすぎか。
by fastfoward.koga
| 2008-05-10 23:59
| 一日一言
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