言霊の幸わう国

しりとり 「フラッシュバック」

14時39分 大猷院

 砂利道を、足元が汚れないように気をつけながら歩いた。気がつくと、足音に耳を澄ませていた。さっきの宝仏殿では、静かな館内でまた別の足音を鳴らして歩いていた。
 大猷院でふとまた空を見上げ、1枚写真を撮った。そうしたら足が自然に止まり、柵に少し体を凭れかけさせたくなった。
 わたしが立ち止まっているので、後ろから来る人たちが同じように足を止めたり、歩を緩める。
 外国人のカップルは背後で、わたしと同じようなアングルで写真を撮っていった。彼らの目に、この景色が静かで美しい記憶として残ればいいと思う。
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by fastfoward.koga | 2008-05-24 20:55 | 旅行けば