言霊の幸わう国

しりとり 「暗闇」

10時58分 大谷資料館

 石の博物館は坑内気温が9度しかなく、だんだんと吐き息が白くなり、頭が痛くなってきた。
 人が少ないとかなり心細い場所だけれど、今回ばかりは小学生の賑やかな声がありがたかった。こどもたちの声は坑内に響き渡り、しだいに小さくなっていった。
 寂しくなるなと思っていたら入れ替わりに、次の一団がやって来た。彼らはみなリコーダーを手にしており、もしやと足を止めしばらくすると「涙そうそう」のメロディが聞こえてきた。
 いくつか外れた音も中にはあったけれど、微笑ましいリコーダーの音が伸びやかに反響した。
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by fastfoward.koga | 2008-05-24 21:32 | 旅行けば