言霊の幸わう国

しりとり ~おわります

 今回、わたしが東へ向かったのはくるりのライブと、日光行きのふたつの目的があった。

 19日は午前中だけ仕事をして、夕方トーキョーへ着いた。
 この日は、まず恵比寿リキッドルームでくるりのファンクラブイベントのライブを見た。
 そして次の日、朝から日光へ向かい、夕方には宇都宮へ。
 そこでここによく遊びに来てくださるkorotyanさんにお付き合いいただき、餃子→バーを堪能。
 次の日は、宇都宮駅前からバスに乗り、大谷資料館へ。
 そのあとトーキョーへ戻り、18時30分からお台場のZepp Tokyoでこれまたくるりの「対バンツアー 2008 デラぜっぴん ~混浴四重奏~」を見た。
 がしかし、23時15分に渋谷を出る夜行バスに乗る予定だったためアンコールまで見られず、慌てて渋谷駅に向かい、その勢いのまま京都へ帰ってきた。


 月曜日から木曜日早朝までを旅と呼ぶのはおこがましく、けれど、火曜日の朝、東武電鉄に乗るころには日常の重い荷物はどこかへ投げ捨ててきたような身軽さを感じていた。

 平日だから人も少なく、さぞ静かだろうと思っていたのだけれど、日光東照宮周辺は小中学生の坩堝だった。
 あのこども特有の高い声が、雨風がやんだあとの高い空に吸い込まれるようだった。
 いつもなら不快になるのになぜかこの日はそうでもなく、こどもだちを掻き分けるように奥へ奥へと進み、こどもたちと一緒に本地堂の鳴龍の歓声を挙げ、こどもたちが旅のしおりに書き留める言葉に興味を持った。
c0047602_22423034.jpg

 と、こどもに気を取られていたら、神厨舎にあるあの有名な三猿を見逃してしまった。
 しかも気づいたのは、日光駅へ向かう途中の喫茶店。
 次の楽しみにとっておくには、ちょっと大きすぎるなと苦笑いした。 

 日光には、京都・奈良の寺社仏閣にはない華やかさがあり、予想どおり興味を惹かれるものが多かった。
 中でも、わたしは特に徳川家光の廟所大猷院(たいゆういん)が落ち着き、他の場所よりもゆっくり過ごした。
 苔の緑に、連なる高い石段、鮮やかな唐門。
 そういうものが、足を止めさせたのだ。
c0047602_2394861.jpg

 日光東照宮、二荒山神社、輪王寺などを歩いて回れば回るほど、きもちがシンとした。
 雨上がりのせいか、日光がもつ元々の力なのか、空気がとても澄んでいて、すーっと自分の体の中に沁みこんでくるひんやりしたもの、それが英気なのだと知った。
[PR]
by fastfoward.koga | 2008-05-24 23:11 | 旅行けば | Comments(2)
Commented by cool-october2007 at 2008-05-25 20:06
こんばんは。
日光にいらっしゃっていたんですね。
関東者にはちょっとした遠足コースですが、一泊でもされて
中禅寺湖まで足を伸ばすと、秋の紅葉はなかなか良いですよ。
僕も秋シーズンには1回は行きますから。
Commented by fastfoward.koga at 2008-05-25 20:36
coolさん、こんばんは。
そうそう、以前coolさんがブログで日光へ行かれた話をされていたのを覚えていて、今回行ってみようと思ったのです。
今回は中禅寺湖までは行けませんでしたので、三猿とともに次回の楽しみにとっておこうと思います。
自然に囲まれているので、きっと四季折々いろんな顔があるのでしょうねー。