言霊の幸わう国

おいしいごはんを

 最近特に。
 自分も含め、人の食事の作法や仕草が気になる。

 昨日、醍醐寺に行く前にとんかつ屋さんにお昼を食べに入った。
 大きなテーブルに通され、座った席の斜め前に、わたしより少し若そうなサラリーマンがひとり座っていた。
 彼は携帯を操作しながら、体を斜めにしたままカツ丼を食べていた。
 それだけでも嫌だなと思っていたら、食べ終わった器にもごはん粒や野菜が中途半端に残されていた。
 見ると不快感が湧き上がってくると、失礼ながら自分の食事が運ばれてくるまでに帰らないかなと、心の中で祈っていた。 

 が、一難さってまた一難。

 望んだどおりサラリーマンが帰って、ほっと一息ついたら、店の奥に座っている女性が肘をついて食事をしていた。
 お茶碗を持ち上げているのはいいのにと、人ごとながらガックリと肩を落とした。

 それだけ、重箱の隅をつつくように人のことが気になるのは、自分のことが気になるからだ。
 箸の上げ下げ、器の持ち方、食材の扱い方。
 年々雑になっているような気がして、仕方ない。
 
 ずっと前に、一緒に食事をしている相手の食べ方が気になって、食べ物が喉に通らなかったことがあった。
 そのときは食欲がないのかと思っていたけれど、あとで考えるとその人と一緒に向かい合って食事をしているときだけ、そうだったと気がついた。

 神経質すぎると思う部分もある。
 が、一緒に食事をしている人に不快感を与えないというのは、最低限の食事のマナーだと思うきもちもある。
 おいしく食べるためにはやっぱりそこは譲れないなと、思う今日この頃。
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by fastfoward.koga | 2008-06-17 20:24 | 一日一言