言霊の幸わう国

正直者

 眼科に行ってきた。
 使い捨てコンタクトの補充のための定期健診だ。
 年に1回必ず裸眼の検査をするのだけれど、今日がその日だった。

 どこかで自覚していた気もする。
 右目の視力がまた低下していた。
 元々右目のほうが左目よりも度の強いコンタクトをはめているのだけれど、いつもの度では1.0も見にくさを感じた。
 それでも検査をすると、裸眼で両目とも0.05。
 もうメガネもコンタクトなしでは、まともに暮らせない。

 診察を待つ間、仕事と日常生活のあれがダメなのか、これがダメなのかと頭を巡らせていた。

 先日から、歪み矯正のためにサロンに通っている。
 昨日4度目の施術を受けて、右の首から腰にかけての凝りは人の手にはおえないと言われてしまった。
 何十年も蓄積した凝り。
 最近では慢性化していて、辛いかどうかもわからなくなっていた。
 施術を受けるようになって、どれほどの凝りと痛みが自分の体の中に潜んでいるかをじわじわと実感している。

 ここ数年で、体はほんとうに正直だなと思うことが多い。
 わかりやすいものでは、すぐにストレスに影響を受ける胃や腸の消化器系。
 動悸がする、なんてのもこの1年で経験した。
 元々ストレス耐性が低いので、小さいことも気にしてしまって必要以上にストレスを感じることも少なくはない。
 けれど、それを言い訳にしていたような気が、今日ふと、した。

 歪みを治そうと思い始めてから、イライラすることが少なくなった。
 体に痛みや凝りなどで負担がかかっていないと、余裕のなさから周りに毒づくことも自然と減った。
 会社でも街でもうちでも気になることはあっても、それに対して自分だけががんばっていて、他人はなんにもわかっちゃいないと以前のようにもう思わない。
 歪みがなくなったわけではないけれど、そんなふうにきもちが落ち着いたことはとても大きな収穫だった。

 だんだん自己メンテナンスでは修正できないことがでてきて、ほんとうは人の手を借りることに抵抗があったけれど、心身ともにまっすぐなものをまっすぐにするのは絶対に怠けられないのだなと思う。
 正直な体と、心と、ちゃんと向き合う。
 そうして、やさしい思いをいつも胸に持っていたいなと思う。
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by fastfoward.koga | 2008-09-04 19:34 | 一日一言