言霊の幸わう国

カテゴリ:一日一言( 1357 )

響いた言葉

 今日、朝勤だったわたしが「帰るね~」と夜勤の同い年のチーフのOさんに声をかけると、彼女は手ぶりつきで、言った。
「ばいなら。」
 ・・・わかります? 覚えてます?
 あまりの懐かしさに笑いがこみ上げ、後ろで仕事をしていたまだ20台前半のKちゃんに「わかる?」と声をかけてみた。するとKちゃんは「小さいときに見たような・・・」とキョトンとした顔をしていた。
 わたしが「誰だったっけ~」と言うと、Oさんは「佐藤清六」とフルネームをちゃんと覚えていて、またそれで笑いのツボにはまってしまった。
 古すぎる。

 帰りに、無印良品に寄って買い物をした。
 清算するのにレジに並んだら、レジ横にのど飴がおいてあった。
 その名は、「はちみつ・りんご」。
 思わずネーミングのかわいらしさ、ひらがなの並びににひかれてしまった。
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 そんな一日。
 そして今日、何度も頭に思い浮かんでいた言葉。

 「全世界の恋人達に幸せにと願う
 2005年のバレンタインデーでした」
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by fastfoward.koga | 2005-02-14 22:20 | 一日一言 | Comments(0)

昔話

 年末にプリンターを買い換えてから、写真の整理を始めた。
 もらった写真も数年間ほったからしにしていたので、デジカメで撮った写真をプリントアウトして、年代順に並べてアルバムに収める、という作業をくり返している。

 自分で撮ったデジカメの写真はすぐにパソコンに取り込んで、日付をつけるのでいつのものかがわかるけれど、人からもらった写真は、何のときに誰にとってもらったのかわからないものが結構ある。
 性格上、どうしてもちゃんと年代順に写真をならべたいので、古いスケジュール帳や日記、メールや手紙を引っ張り出してきて日付を確認をすることがしばしばあった。

 ブログを書くこともあり、ここ数日特に昔を振り返ってばかりいる。
 悪いことではないけれど、昔話ばかりしていると歳をとったような気になるから、ほどほどにしておこうと思う。
 自分で書いたものを読み返しても、「昔は」とか「あのときは」という言葉が多いと年寄りくさい文章だとげっそりするので、そういう言葉を使うことに抵抗感が出てきた。

 わたしが「あのときは~」とくり返していたら、「昔話が多いよ」とつっこんでね。
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by fastfoward.koga | 2005-02-13 17:58 | 一日一言 | Comments(0)

ならわし

c0047602_2132324.jpg 先日、美容院に行ったときに、厄年の話題になった。
 たまたま隣りあわせたお客さんに、「本厄で男の子を産むと、厄払いになっていいのよ~」と言われた。
 どう考えても、今年中に子供を産むなんてことは不可能だ。

 今日は、ハハと一緒にでかけ、財布を買ってもらった。
 なにやら、厄年には、身につけるもの(男性ならネクタイやシャツ、女性なら財布や帯など)を贈られるといいと書いてあるのを、インターネットで知ったらしい。
 それならば、とお言葉に甘えることにしておいた。

 10代や20代の前半は、そういうならわしや風習がわずらわしくて仕方なかった。
 十三まいりのときも、帰るときには振り返ると知恵が逃げるので振り返ってはいけないという謂れがあるそうだが、それを言われたとたんに振り返ったくらいだった。
 今なら、あのとき振り返ったからアレがああなったのか・・・、などと笑い半分で話したりもできるし、厄払いもひとつの経験やイベントとして捉えられる。

 コドモコドモしたわたしは、そんなことをしなくても自分は自分で幸せになれる、と息巻いていたのだ。
 でも、一応大人になったわたしは、自分の力ではどうにもできないことがあることをもう知っている。だから、たまに形のないものに思いや願いをを馳せたりする。
 大人っていいな、と思う。
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by fastfoward.koga | 2005-02-12 21:35 | 一日一言 | Comments(0)

三行ラブレター

 ネットでニュースを見ていたら、「日本語文章能力協会」が毎年募集している『心に響く三行ラブレター』の優秀作品が発表されていた。
 第1回から今年度の作品すべてを見ていたら、さまざまな感情を呼び起こしてくれる作品がたくさんあった。

 笑ったのは、次の作品。
 作者は17歳の男の子。

   自転車のサドルを盗まれた君へ。
   もしよかったら、一生だっていい、
   僕を尻に敷いてくれませんか?

 感心したのは、42歳の男性の作品。

   妻よ、誤解するなかれ。
   愛情は、冷めたのではない。
   固まったのである。

 そして、泣けたのはこれ。 24歳の女性が書いたもの。

  「京都と神戸で遠距離恋愛なの」と私がぼやくと
  「私なんて二十年も前から」とばあばが微笑んだ。
  天国のじいじ、聞こえましたか。

 人それぞれ、感じるアンテナが違うと思います。よかったら、他のも見てみてください(「日本語文章能力協会」)。
 わたしは、来年めざします。
 が、その前に。
 こんな言葉があふれ出て仕方ないような人を探してまいります。
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by fastfoward.koga | 2005-02-08 21:34 | 一日一言 | Comments(0)

ラブレターの達人

 K嬢から、このブログの感想をいただいた。
 その中に、こんな一文があった。

「何かを書くってゆうのは 自分と向き合うことやんか
自分と向き合わないと、肝心な時に気持ちを伝える術がないって」

 大学生のころ、わたしは「ラブレターの達人」になりたかった。
 たくさんのすきな人に、ドンピシャにはまる言葉を贈れる人になりたかった。
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 最近はあまり手紙を書かなくなったけど、自画自賛できるものが書けたときや、返事がもらえたりするのは、やっぱり変わりなくうれしい。  
 でもそんな思いをとげるためには、やっぱり相手と同じように自分も見ていないと、言葉は出てこない。伝えたい何かはあるのに、ともどかしくなる。
 そんな思いをしなくてもいいように、逃げずに、また「ラブレターの達人」になれるよう、日々精進。
 
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by fastfoward.koga | 2005-02-07 00:43 | 一日一言 | Comments(0)

励まし

 言いすぎて、空回りした。
 言葉を費やせば費やすほど、自分が思うところから相手が離れていくのを感じた。
「大丈夫。あなたならできる」と言いたかっただけなのに、かえってプレッシャーを感じさせてしまった。
 声を荒げて、必死になって「ガンバレ」なんて言っても、本意は伝わらないよな。

 言葉にしないと相手には伝わらないけど、その言葉が多いからってきもちが多く相手に伝わるとは限らないのだ。
  はあ~、反省。
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by fastfoward.koga | 2005-02-04 23:50 | 一日一言 | Comments(0)

おやすみなさい

録画を頼まれていたビデオを取りにきたN嬢は、帰り際、こう言った。
「おやすみ~」と。

 わたしは、十年程前、この「おやすみなさい」が恥ずかしくて言えなかった。
 なぜ恥ずかしいかというと、眠るということはわたしにとって素になることで、その素に戻るためのスイッチを押す「おやすみなさい」が照れくさかったのだ。

 今は、あのころほどの恥ずかしさは感じないけれど、それでも誰かに「おやすみ」を言うときにはひそかに気合を入れて、言ったあとにはしっとり、ほっこりしたきもちになる。

 夜遅く、電話を切るときに必ず「おやすみ」と言ってもらったときのあのドキドキしたきもちを、今日はじっくり思い出した。
 
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by fastfoward.koga | 2005-02-03 21:08 | 一日一言 | Comments(0)