言霊の幸わう国

カテゴリ:往復書簡( 94 )

日傘生活

 日に日に、陽射しの強さを感じる。
 昨日も京阪四条駅から烏丸までぶらぶら歩く中、アーケードの下を歩きながらも肌に降り注ぐ陽射しをピリピリ感じていた。
 
 わたしはチチの色白を引き継いだ。
 家族の中でも1番色が白い。
 子供のころから、プールや運動会の日の夕方はいつも日焼けして真っ赤になった。
 でも不思議なことに次の日には肌から赤みは消え、日焼けのあとは跡形もなくなっていた。

 最近は、ひどい日焼けはしないように気をつけているけれど、それでも焼けてしまったときは次の日まで持ち越すようになってきた。
 太陽の光の下を歩くことが少なくなっているから免疫力も低下するのか、年々肌は弱くなっている。
 もともと強いほうではないのに、困ったことだ。

 日焼けがいやだと言いながらも、わたしは日中帽子をかぶったり、日傘をさしたりしない。
 わずわらしいし、邪魔くさいのだ。

 でも、さすがにもう限界かなと昨日思った。
 今年は強がりは言わず、日傘生活を始めようと思う。
 焼けたくないなら仕方ない。
 
 みなさんは、日焼け対策バッチリです?
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by fastfoward.koga | 2006-06-20 22:49 | 往復書簡 | Comments(10)

働く横顔

 すきな人や家族やともだちの、仕事場を覗いてみたいと思ったことありません?

 わたしは、よく思う。
 どんなところで、どんな人と、どんな仕事を、どんなふうに、しているのかなって。
 きっとどんな人も、わたしが見ているのとはまた違う一面をもっているはずだから。

 いつもはわたしを頼りにしてくれている人だって、仕事中にはキリッとした顔を見せているだろうし。
 ゆるーく笑っている人だって、テキパキ仕事をしているだろうし。
 もう、聞いて~! って会社のことを勢いづいて話してくれている人だって、ニコニコして仕事をしているのだろう。

 そういう顔を見てみたいのだ。

 先日、ブログで大切なものを入れる箱を、とお願いしたはこやさん。
 途中経過が次々と報告されている。

 「注文がきたよ その2」
 「注文がきたよ その3」

 残念ながら、はこやさんの手しか登場しないけれど、その仕事ぶりにはやっぱりはこやさんの人柄がにじみ出ている。
 きっと、楽しそうに作ってくれているはず! と、笑っているはこやさんをわたしは想像する。
 と思う一方で、今まで知らなかったはこやさんの一面もあるなと思う。ただそれはまだ見えそうで見えないので、ちゃんと掴みきれていない。
 だから、できあがった箱を取りにゆくときは、仕事ぶりを拝見させてもらおうと密かに心に決めている。

 わたしは、いろんな人から仕事の話を聞くのがすきだ。
 どんな内容の仕事をしていて、どんなふうに仕事をこなして、どんな考え方で仕事に取り組んでいるのか。
 そういう話は聞いていると、きもちも体も前に乗り出していく。
 特に男の人は仕事の話になると、その他の話のときとは違う表情をするからおもしろいなといつも思う。

 働く人の横顔は、その人が仕事に集中していればしているほどいいものだ。
 みなさんは、そんな自分の横顔に自信があります?
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by fastfoward.koga | 2006-06-14 09:52 | 往復書簡 | Comments(8)

「僕が旅に出る理由は」

 手紙の次は、旅。
 ここ2、3日、どこへ行こうか、そんなことばかり考えている。

 誰かが旅に出たと聞くと、負けじと心の中で旅欲がふつふつと動き出す。
 その熱はもともといつも適温で保たれているので、なにかのきっかけで熱を上げ、火山が噴火するように湧き出てくるのだ。
 それは、とても熱くてどろどろとした欲。

 だから、この間買った雑誌と本が旅にまつわるものだったのは、本の神様が呼び寄せてくれたものでではない。
 わたしが自分の中にある明確な欲から、選び取ったものだ。

 昼間ベッドに寝転んでいても、仕事をしていても、会社の子たちと飲んでいても、中途半端に飲んで頭が痛いと眠りにつくときも、旅の行き先を考えている。

 わたしは目的がすきだ。
 たまに「理由なんていらない」と思ったり、書いたりすることもあるけれど、基本的には目的があって前に進むことが心地よいと感じている。
 目的があるということは、それを達成できるかできないかという判定がくっついてくる。
 わたしには、いつでもどこでも飛び越えるべきバーを用意することが必要なのだ。
 たとえ、それが時には自分の首を絞めてしまうことになったとしても。

 今回の旅の目的は、自分がひとりだということを実感すること。
 ひとりで行って、ひとりで帰ってくる。
 旅先の町の中で、新しい自分を取りまく世界の中で、立ち止まってみるつもりだ。
 自分が、ひとりでどんなことができるのか確かめてみたい。
 見て、聴いて、感じて、思って、考えることに、どんな人のフィルターも通さない旅。
 そんな旅をしてみようと思っている。

 梅雨が明ける前に、旅に出る。
 短い旅だけど、きっといろんなことを考える自分が想像できる。
 もちろん、いつものようにわくわくする。
 でもそれよりも、今は固い決意のようなしっかり、どっしりしたものを胸に感じる。
 それが、力強く背中を押してくれる(胸が背中を押すとは。なんてこった)。

 みなさんは、この夏、旅に出ます?
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by fastfoward.koga | 2006-06-13 12:10 | 往復書簡 | Comments(6)

 昨日、仕事が終わってうちに帰ってきてから、ふとテレビをつけた。
 チャンネルを数回替えると、「ダヴィンチ・コード」を取り上げた関西ローカルの番組に出くわした。
 わたしはひねくれたところがあるので、あれだけ話題になっているとどうも興味がそがれてしまう「ダヴィンチ・コード」。
 映画も本も、手を出すつもりは今のところ一切ない。
 だから、テレビでその名前を見かけても、チャンネルを替えるか、テレビを消していた。

 でもなぜか昨日は、見た。

 やっぱり「ダヴィンチ・コード」そのものに興味がわくことはなかったけれど、専門家として出演していた「先生」と呼ばれる男性の言葉にひっかかるものがあった。

 「その絵が気になるということは、その絵の中に自分がいるということなんです
 よ。」


 この間見た金子潤の「ダンゴ」や、昔からすきだったロバート・メープルソープの写真。
 少しがんばって見る機会が得られるなら、と出かけてゆく。
 そんなふうに自分をかき立てるものは一体なんなんだろうと答えを探し求めたことがなかったわけではないけれど、その言葉で謎の扉を開けることぐらいはできたような気がした。

 心惹かれる作品と対峙する。
 それは、自分の心の中を覗き込むようなものなのだ。

 みなさんには、そんな作品があります?
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by fastfoward.koga | 2006-06-09 19:50 | 往復書簡 | Comments(10)

ひとりよがり

 今日も手紙の話。
 毎日、手紙手紙とうるさいけれど、ほんとにもう手紙で頭がいっぱいになっている。
 久しぶりにはまった感、がある。

 先日、「いつか、僕らの途中で」という京都と山科に住む恋人の往復書簡がイラストともに綴られている本を買った。
 これこそ、本の神様がいる! と思えるような内容で、読み終わったあとも何度もページをめくっている。

 ただの恋人同士の手紙のやりとり。
 でも、そこに綴られている言葉がきもちよく胸に響く。
 特に本の帯にも使われた一文。

  「『手紙っていうのは、自分のことだけを書くためにあるのかな』って書いてあっ
  て、手紙を書くたびにいつもそのことを思い出します。」


 この間、手紙を書いてからそのことを思い出した。
 便箋に何枚も思いを綴っていたら、相手を思いやる言葉のひとつも出てきたと思う。
 でも、便箋に1枚だけと決めて書いた短い手紙には、やっぱり自分のことばかり書いていた。

 どうしようかと一瞬迷った。
 ひとりよがりかなと思った。
 でも、手紙だから許してもらおうと封をしてポストに投函した。

 勝手な言い分だけれど、手紙を書ける相手ならそういうことも許してもらえるんじゃないだろうか? と考えたのだ。

 みなさんは最近、誰かに手紙を書いて出しました?
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by fastfoward.koga | 2006-06-09 00:20 | 往復書簡 | Comments(4)

チャージ満タン!

 仕事を終えて、ゴハンを食べて、部屋に入って、パソコンを立ち上げて。
 なにを書こうか、考えた。
 でも今日はうまく頭が動かない。
 思考の入口で、前に進もうとしてもまわりが暗くて立ち往生している。

 今日は。
 ただ働いた。
 とにかく働いた。
 意見の主張もしたし、電話会議も出たし、ミーティングで議事進行もしたし、明日からの調査の準備もし、引きつぎもぬかりなくした。

 残業に突入したあたりから、疲れが出始めた。
 やたらとひとりごとを言っていたのが、その証拠だ。

 あかん。
 睡眠時間が短すぎて、ばてた。
 4、5時間睡眠が3日も続いたら、電池が切れる。
 やっぱり6~7時間は眠りたい・・・。

 みなさんのチャージが満タンになる睡眠時間は、何時間?
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by fastfoward.koga | 2006-05-26 22:32 | 往復書簡 | Comments(10)

夢の種まき

 今日は、mamepanapolloさんのお店にお邪魔した。
 豆パン屋アポロさんの2階で明日までやっている「空想エアメール展」をまず覗いて、ドーナツと和紅茶をいただいた(あ! たこ焼きもおすそ分けいただいた)。
 帰りに、mamepanapolloさんの作った本、「石の上にも3年」を購入した。

 お店では読まない決まりになっているということなので、本を入れてもらった紙袋を大切に抱えて電車に乗った。
 初めは別の本を読んでいたけれど、途中で我慢しきれずに「石の上にも3年」を広げた。

 電車の中は、西大寺から乗り込んだフランス人の団体さんでざわざわしていた。
 聞き慣れない言葉が右へ左へと行き交う中、mamepanapolloさんのすーっと言葉が自分の中に入っていった。

 相変わらず滲みこむような文章を書く人だなぁ、とうれしくなった。
 行間や1ページ1ページ、写真のそれぞれの間がきもちがいい。
 特に、「おっちゃん」こと、mamepanapolloさんの旦那様の手の写真に、とてつもない愛情を感じた。
 すばらしい。

 mamepanapolloさんはこの本を作るまでに、少なくとも3年の時間を費やした。
 その時間は、長いのか短いのか。
 それはわたしにはわからないけれど、少なくともこんな素敵な本と、豆パン屋アポロを作ったmamepanapolloさんがうらやましくなった。

 わたしも、いつか自分の本を作りたい。
 今日、夢がひとつ増えた。

 みなさんは、最近夢を増やしました?
 増やす種まきをしました?
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by fastfoward.koga | 2006-05-19 22:54 | 往復書簡 | Comments(4)

ゆっくりと

 最近は、自分で淹れた飲み物をゆっくり飲むことが少なくなった。
 わたしはコーヒーよりも紅茶派なのだけれど、紅茶を淹れる手間を邪魔くさいと思ってしまうのだ。
 だから、紅茶の葉がなくなってきていることにも気づかなかった。

 この間、コーヒーを巻頭特集している雑誌を買った。
 表紙に惹かれて、手にとって、中をぱらぱらめくって、一度は棚に戻した。
 数歩歩いて、ターンして、やっぱりと手に取った。
 そのとき、わたしは自分に足りないものがなんなのかわかっていたのだ。

 昨日、紅茶の葉を3種類買ってきた。
 少なくなっていた茶葉をやっと補充できた。
 それをさっき、ゆっくりと丁寧に淹れて、時間をかけて飲んだ。

 ちょっと砂糖を入れすぎた。
 でも、甘くておいしかった。

 今度は、コーヒーが飲みたい。
 すきな人が淹れてくれるおいしいコーヒー。
 いい香りがして、ブラックでも飲めるくらいのおいしいの。

 みなさんは、最近どんなものをゆっくり飲みました?
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by fastfoward.koga | 2006-05-06 22:29 | 往復書簡 | Comments(10)

終焉

 ふられてしまう、ようです。

 なんとか昨日の夜は眠ることができましたが、朝早く出かけるチチの物音に目を覚ましました。
 眠れない夜もつらいですが、明け方ふと目覚めて傷が疼くほうがもっとつらいことを初めて知りました。
 白々とした部屋を見回して、目を開けていることに耐えられませんでした。

 もうこの人以上の人には出逢えないと思うくらい、自分の思いに確信をもっていました。
 その人にスキだと言われるたびに、今まで自分が背負っていた荷物を下ろすような気になれました。
 毎回、誰かをすきになるたびに、これが最後の恋だったらいいのにと願っていたから、もう必死になってそんな人を探さなくてもいいのだと思ったら、これが幸せなんだと思えました。

 大切に大切に、丁寧に自分のきもちも相手のきもちも扱っていると思っていたのに。

 今はもう、自分がコントロールできないところにきてしまいました。
 涙は出ますが、泣くと底なし沼にはまってしまいそうで、泣くことを怖いと感じます。
 誰か助けて~って、叫びたくなります。

 さっき、そう仕事中のともだちにメールをしたら、すぐに「助けたるやん」って返事をくれました。
 ほんとうなら、そんなこと誰にも言わずひとりで傷を癒したいのです。
 でも、今はもうそんな強がりが言えるほどの力はありません。

 前に進みたい。
 こんな底なし沼で、じたばたしていたくない。
 こんなことを書いて、人に見せる自分は相当かっこ悪いけれど、泣くことだけでは、誰かに話を聴いてもらうことだけでは、わたしは前に進めないのです。
 書くことで浄化するという方法しか、自分にはないように思うのです。
 書き続けている間は、感覚が麻痺して悲しいことが薄らぐような気がします。

 みなさんは恋が終わったときは、どうしてますか? 
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by fastfoward.koga | 2006-04-25 12:44 | 往復書簡 | Comments(16)

開放度98%

 昨日の夜から、ドアを全開にしている。
 開放度は98%くらいだと思う(でも実際は75%かも)。
 おかげで今日はもう、くたくただ。

 明日が休みだと思ったら、眠くて眠くて仕方ないのにDVDを1本見てしまった。
 その余韻に浸って、就寝。
 今朝は、両親の出かける音で目が覚めて、急いで支度して映画を見に行った。
 見終わってからは、春物の洋服を買い求めうろうろした。
 途中、大きな本屋に2軒寄って、本を2冊買った。
 通りを歩いているだけでも、すれ違う人のいろんなものに目を奪われた。
 帰りの電車では、自分の中に入ってくるもので溺れそうになっていた。

 いろんなものを吸収したけど、まだ消化できていない。
 あれもこれも書いて形にしたいと思うきもちが強すぎて、どれもこれもケンカをしている感じ。
 え~・・・。しばらく静かにしていよう。

 みなさんの今日の開放度は何%でしょ?
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by fastfoward.koga | 2006-04-19 19:06 | 往復書簡 | Comments(2)