言霊の幸わう国

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いよいよ7月

 ほんの少し気が早いけれど、カレンダーをめくってみた。
 いよいよ来たよ~、7月!
 自分の誕生月だからということだけでなく、なんだかとっても今年はこの月を楽しみにしていた。

 たった1秒、ぴょんと時間を飛び越えるだけで、振り返れば6月。前には7月。
 この境目はちょうど1年の折り返し。
 1年が紙のように折れるとしたら、山折にしたてっぺんということだ(別に谷折りでもいいんだけど)。
 考えると、そんなことすら楽しい。

 今日は久しぶりに、残業せず明るいうちに会社を出た。
 おかげでたまっていたあれやこれやも片付けられたし、旅支度もすませた。
 明日1日働いたら、念願の長崎。
 誕生日旅行!

 また鳥のようにびゅんと旅してこよう。
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by fastfoward.koga | 2005-06-30 23:23 | 一日一言 | Comments(4)

継続は力なり

 さっきふと来訪者の数を見ると1000人を越えていた。
 昨日の夜遅くに来てくれた人が、記念すべき1000人目だったよう。

 人と人とのつながりに「不思議」を毎日感じる。
 表現は違っても、なにか通じるものをお互いにキャッチできるなんてほんとうにすごい。

 2月から細々とブログを書き始めたけれど、こんなふうに続けられるとは思ってもいなかった。
 書いたことを読んでくれる人がいて、読んでなにかを感じてくれる人がいて、感じてなにかを返してくれる人がいる。
 おお、なんて素晴らしい!

 発信するパワーをいつまでも失わないように、これからもがんばります。
 また遊びにきてください。
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by fastfoward.koga | 2005-06-30 21:08 | 往復書簡 | Comments(0)

隠し事

 今日、関西ローカルの番組で、一般家庭の主婦のへそくりを吉本芸人(シャンプーハット)が制限時間30分以内に探し出す、というコーナーをやっていた。
 休憩室にいた人たちが思わず食い入ってみるくらい今日登場した主婦の隠し場所は巧妙で、結局シャンプーのこいちゃんは探し出すことができなかった。
 隠し場所はどこだったかというと、リビングのおおきめのぬいぐるみの帽子の中だった。よく見ると縫い口が少し開いていたのだ。
 見ていて、ほお~なるほどと感心した。

 以前、ハハが偶然チチのへそくりを見つけた! とこっそりわたしに話したことがあった。
 ハハはさすがに場所については言わなかったけれど、チチは一体どんなところに隠すのだろうと思ったことがあった。

 誰にだってひとつやふたつ、隠し事はあるはず。
 それをどんなふうに隠すか、そこにその人の本質が出るような気がする。
 わたしは自慢じゃないが、これはばれては困る! というものはかなりうまく隠す。
 でもそれは起こった出来事をなかったことにする「隠し事」であって、物を隠すのはなかなか難しい。
 
  みなさんは、誰にも見つけられたくないもの、どんなところに隠してます?
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by fastfoward.koga | 2005-06-29 23:36 | 往復書簡 | Comments(4)

水の中の世界

 夏が近いからか、テレビを見ていても泳いでいる人の映像がよく出てくる。
 優雅に水中を舞う姿なら見ていてもきもちがいい。でも我慢をしいられるような姿は、見ているわたしが息苦しくなる。
 できれば、見たくない。見ているだけで、体が重く感じるのだ。 

 わたしは小さいころ、スイミングに通っていたので、泳ぎには自信がある。
 ただし、フォームだけ。
 もう運動らしい運動もしていないので、とてもじゃないが25メートルもアップアップだ。

 でも水の中の世界はすきだ。
 きれいな魚や珊瑚礁はなくていい。
 ただ、水の中に沈んで音が鈍く聞こえる世界なら、かまわない。
 そういう世界だと、守られているような気がする。目を閉じてじーっとしていると、安心する。

 日焼けが苦手なので海になんてもちろん行かないし、水着も抵抗があるのでプールにすらいかない。
 でもあの世界は恋しくなる。

 いつも夏の夕暮れどき、部屋にいると思うことがある。
 陽が西に傾きだすと、電気をつけないわたしの部屋は他の季節にはない光でいっぱいになる。
 それはまるで水族館のような微妙な心地よい暗さ。
 夏はどうしても外に遊びに行ってしまうので、なかなか夕方部屋で過ごすことは少ない。
 でもたまにそんな時間に居合わせると、真っ暗になるまでどっぷりその空間に浸っている。

 水に体を沈めることのない、今の生活のせめてもの疑似体験だ。
 息も苦しくならないので、わたしにはもってこいかもしれない。
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by fastfoward.koga | 2005-06-28 22:20 | 一日一言 | Comments(8)

カラ梅雨

 雨、降らないね。
 昨日も今日も休みでうちにいたけれど、暑くて梅雨を通り越してすでに真夏の様子。
 渇くダムの映像のように、わたしもどんなに水分を摂取しても喉が渇いて渇いて仕方がない。

 確かに、毎日ジメジメとしたうっとおしい雨の日が続くのは、きもちのいいものではない。
 でも、季節か季節らしくないというのもどうなんだろう?

 春には桜が咲き、梅雨には雨が降り、夏には日が照り、秋には空が高くなり、冬には雪が降る。
 それでこそ、四季のある国なのにな。
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 こうなると、じゃじゃ降りの雨が恋しくなる。
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by fastfoward.koga | 2005-06-27 21:01 | 一日一言 | Comments(2)

おすすめします その3

 7月9日(土)に、映画「FLY,DADDY,FLY」が公開される。
 原作は、金城一紀。
 この人が書く男の子には、弱みや弱さがあってでもそれを越えようとする強さもっていて、まっすぐでこれでもかという人間くささがある。
 この「FLY,DADDY,FLY」の主人公、朴舜臣(パクスンシン)もしかり、「GO」の杉原もしかり。
 男に生まれたならこんな男になりたい、と思ってしまう泥臭いかっこよさなのだ。

 わたしがこの本を読んだのは、昨年の10月。
 読んでいて思わず声に出して笑ってしまったくらいおもしろく、でもうまく泣かされるような場面ももりだくさんで、読み終わったあとに爽快感があるすごくいい小説だ。
 ストーリーは、金城一紀が脚本を手がけただけあって、小説を忠実に映像化しているようなので、映画のホームページを見てみてもらった方がいいと思う。

 でも、わたしが気に入っている場面をひとつだけ。
 ケンカに勝つために体を鍛える47歳のサラリーマン鈴木一が、トレーニングの一環で神社の境内にある木にロープをたらし、腕の力だけで登る練習をする。
 ロープを結んでいる枝から地面までの高さは、約10メートル。もちろん体を鍛えてもいない一介のサラリーマンなので、一に登れるわけがない。
 境内には見物客がいて、彼らはいつしかそんな一の姿を見守るようになる。
 話の終盤で、見違えるような体になった一が木に登ったとき、みんなから拍手が沸き起こるのだ。

 金城一紀のうまさは、情景が鮮やかに思い浮かぶ表現だと思う。
 決して饒舌な表現ではないのに、言葉が頭の中で映像として浮かんでくる。
 だから、今回の映画かもすごく楽しみだ。

 ぜひ、小説も映画も楽しんでみてください。
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by fastfoward.koga | 2005-06-26 15:33 | 本の虫 | Comments(0)

ハハの小言

 金曜日の夜、会社の人たちなど諸々で飲みに行き、初めてぶっ倒れた。
 珍しくあまりゴハンを食べず、飲んだのがよくなかったようだ。
 いつもなら腹6分くらいまではとりあえず食べて飲むのに、なぜかその日はほんとうにアルコールが飲みたくて、カパカパ飲んでいたら急に酔いがまわってしまった。
 結局、朝6時まで会社で寝て、きもち悪さと闘ってなんとかうちに帰った。

 朝帰りしてもハハは怒りもせずふっと鼻で笑った。
 でも昼まで一眠りして起きたあと、ハハはただひたすらくり返しこう言った。

「栄養不足やわ!」

 最近、何度となくくり返し言われていたので、さすがに今回は神妙に「もっともです」と返事をした。
 自宅暮らしのくせに勤務時間が不規則なので、うちでゴハンを食べることが少ないわたし。
 それを見かねていたハハは、「人間ドックに行きや」とか「野菜食べなあかんわ」、「このままやったら夏バテするで」と珍しく口をとがらせて言っていた。

 お恥ずかしい。
 こんな歳になって、こんなに心配されるとは。とほほ。
 親孝行なんて立派なことができないなら、せめて心配させずにすむようにしなくてはと反省。

 ただ、娘がこんなに酒に飲まれていても、そのことについてなにも言わないハハには感謝している。
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by fastfoward.koga | 2005-06-26 13:51 | 一日一言 | Comments(6)

すきなものを並べて

 高校3年のとき、Y嬢と連想ゲームをした。
 ゲームと言っても、ただ単語の横に思い思いの連想した言葉を書き連ねただけのもの。
 でも、10数年たつとそんなものでもおもしろい。
 たぶん、ホームルームの時間のひまつぶしだったのだろう。
 たくさん並ぶ言葉の裏には、年間の校外模試の予定表。書いていたのは、ざら半紙だった。

 初めの言葉がY嬢の、あとの言葉がわたしのだ。

  ゆき・・・ゆきだるま・かまくら/びわこ
  港・・・ヨコハマヨコスカ/神戸
  手紙・・・カドのキッチリとしたふうとう/風の便り
  京都・・・古いのと新しいののまざったの/滋賀に向かって走るしんかんせん
  9・・・すきなすうじ/1ばんさいご
  光・・・キレイなもの/電灯
  はすの花・・・しゃか/しゃか
  プラネタリウム・・・星/明石
  May・・・メイ/新緑


 他にも、そのときにすきなものがたくさん書いてあった。
 ただそれだけのことだけど、捨てずにとっていた。
 でも、こんなものでもなにかの足しになる。
 自分にはこんなにすきなものがあって、それがちゃんと自分の土台になってるとわかるだけで十分な足し。

 そういえば、日記をつけていた数年間、毎年9月9日は日記帳の1ページまるまるすきなものを順不同で書き連ねていた。
 それを読むだけで、そのころのことをたくさん思い出せた。

 みなさんもどうでしょう。
 その辺にあるメモにでも、すきなものを書いてみては?
 こんな簡単なことでも大事なことに気づいたり、思い出したりできるよ。
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by fastfoward.koga | 2005-06-23 23:16 | 一日一言 | Comments(4)

引き際が肝心!

 今日、髪を切りに行った。
 お店には一度辞めて、大きなお店に修行に出ていたKという男の子が戻ってきていた。
 話は聞いていたけれど、戻ってきての初出勤が今日だというのは知らなかった。
 やたらそわそわしていて、朝から「緊張する~」と連発していたそうだ。
 でも彼がいるとお店がにぎやかで、今までいなかったのが不思議なくらいだった。
 
 緊張の中、帰ってきての初シャンプーをお願いし、マッサージをしてもらいながらなつかしトークをしていると、ふと彼は「引き際が肝心ですよね」と言い出した。
 その言葉でわたしは思い出した。
 ずっと前、Y嬢と一緒にカットに行き彼も一緒に話をしていたとき、彼のボケがくどく長すぎたのでわたしが「人間引き際が肝心」ときついつっこみを入れたのだ。
 その場は大爆笑。その後も「あのときは」とよく話題にのぼるくらい、みんなの記憶に留まっている。
 彼ももちろん、そんな厳しい言葉だ。ずっと忘れずに覚えていた。

「僕ねえ、前の店でもずっと思ってたんですよ。引き際が肝心、って。それを思い出すたびに××さん(わたしの名前)と○○さん(Y嬢の名)、おふたりのことを考えてました」とさ。

 ふたりでまた大爆笑。
 そんなことを屈託なく話す彼に、ふと若さを感じた。
 出会ったころは18で、今でも24。
 そんな子に引き際を教えたわたし。
 人のことより自分のことか。
 反省して、わたしも自分の引き際考えよう。
 ・・・でも、なんの引き際だろ???
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by fastfoward.koga | 2005-06-22 23:09 | 一日一言 | Comments(6)

恋する耳

 すきな人に「会いたい」ずっと言い出せず、電話がライフラインだったことがある。
 そんなことを前にも書いたはず。

 なぜかその人と話していると、誰に遠慮しているのかお互いだんだん小声になった。
 だから、ふとつぶやいた言葉を聞き取ってもらえなかったことがよくあった。
 つぶやきほど、聞いてほしいものはない。
「え?」と聞き返されても同じことをくり返すのは億劫だし、ポロッと出た言葉だからこそつぶやきなのだから、もう一度大きな声で言うにはためらいがある。
 電話で話しながらそんなことを思っていたとき、ふと自分もその人のつぶやきを聞き取れなかったことを思い出した。

 その人は低い声でぼそぼそとつぶやいていた。
 聞き取れなかったのは、わたしの感知なのか電話の感知なのか・・・。
 とにかく必死で受話器に耳を当てていた。
 一言も逃さないようにと、願っていた。電話を切った後、リプレイできるくらいに。

 そのときのわたしは耳で生きていた。
 目を凝らすことなんて、必要なかった。耳だけあれば、よかった。
 真実を語るのは、言葉なのか。仕草なのか。表情なのか。空気なのか。
 そんなことで悩んだりもしたけれど。

 今のわたしは、そんなふうにすきな人の言葉に耳を傾けているだろうか?
 たぶん、目も凝らしているし、肌でも感じているし、鼻も利かせている。
 だから耳の感度は落ちているはず。
 
 それがいいんだか、悪いんだかよくわからないけれど、こんなに言葉にこだわっている毎日。
 何気ない一言でも、やっぱりすきな人の言葉なら噛みしめたいなと思った。
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by fastfoward.koga | 2005-06-22 01:07 | 一日一言 | Comments(1)