言霊の幸わう国

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軽くワインを

 今日の夕食は、イタリアン。
 カキに、パスタに、ひらめのソテーに、和牛とハムの重ね焼き。

 おいしいものを食べて、ワインも飲んだ。
 1杯目は白のグラスワイン。
 2杯目からは暗黙の了解でN嬢とふたり、シャルドネのフルボトル。
 そのあと、肉料理でもう少しともう一杯しっかりめの白のグラスワイン。

 店を替えて、豆乳の入ったロングのカクテル。
 それからもう一杯、ショートのカクテル(なにを頼んだか忘れた)。

 どれもこれも、おいしくいただいた。

 それでもまそんなに酔ってないと言うわたしは、どうだろう?
 うーん、たいして飲んでない気がするなんて言わないほうがいいのだろうか・・・。


 追伸 : コメントのお返事は明日いたします。
       みなさま今晩も、おやすみなさい。
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by fastfoward.koga | 2006-11-29 01:09 | 一日一言 | Comments(4)

すやすや

 最近、毎晩引っぱられるように眠る。
 うちに帰ってくると自然と体が重ーくなって、夜には眠いな眠いなと思う。

 眠りにつくまではいろんなことを考えているけれど、眠りにつく瞬間は無だ。
 我ながら、こどものようにすやすや眠っているなと思う。
 幸せなことだ。

 今晩もぐっすり眠ろう。
 では、おやすみなさい。
 
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by fastfoward.koga | 2006-11-27 23:17 | 一日一言 | Comments(12)

ラベリング

 今日は雨だと天気予報で言っていたので、ベスパに乗らずバスで駅へ向かった。
 予報よりもかなり遅れて降り出した雨。
 帰り道、バス停で傘越しに何度も暗い空を眺めた。

 少し遅れて来たバスに乗り込んだ。
 広い車内に、乗客は数人。
 みんな静かに座っていた。

 ひとつめのバス停を過ぎたところで、わたしはあと少しで読み終わる本を広げた。
 終わりが気になって少し飛ばして読んでいたら、あっけなく物語りは終わった。
 わたしが満足と寂寥の思いの間をうろうろしている間に、バスは雨の中をどんどん進んでいった。

 読み終えた本をカバンにしまい、水滴のたくさんついた窓から外を眺めた。
 信号で停まったところで、急にウインカーの音がすんと響いた。

 カッチカッチカッチカッチ。

 視線を横に流すと、さっきよりも車内がぐんと暗くなったような気がした。
 ウインカーの音は、まだ響いている。
 怖いくらいに音の振動がダイレクトに届いた。

 ふと、前にもこんな思いをしたことがあったなと思った。
 思った瞬間、すぐにそれがいつだったか思い出した。
 それは小さいころ、チチの運転する車の後部座席でごろんと足を伸ばして横になっているときに聞こえた音と同じだった。
 それまで途切れなかったチチやハハや兄の会話や、車が行きかう周囲の音がぷつりと聞こえなくなって、穴の中に落ちてしまったような気がした。
 ほんの一瞬シンとなったのに、その世界を裂くようにウインカーのカッチカッチいう音だけが響いた。

 あのころは、それが妙に寂しかった。

 でも今は、寂しくはない。
 寂しいという感情は浮き上がってきたけれど、寂しくはならなかった。

 そういうのが、おもしろいなと思った。
 自分のものだったのに、自分のものじゃない感情。
 忘れずに、覚えておかなくては。
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by fastfoward.koga | 2006-11-26 19:50 | 一日一言 | Comments(6)

秋の景色

 早く乗り慣れようと、昨日も今日もベスパで出かけた。
 ほんとうはゆっくり大きな公園を散歩したい気分だったけれど、北風に負けてられぬとヘルメットと手袋を手にした。
 まだまだエンストしたり、ギアチェンジがたどたどしくなることもある。
 でも、少しずつきもちに余裕が出てきた。

 信号待ちで停まったすぐ横に、銀杏の木があった。
 黄色い葉をたくさん飾り付けて、存在の猛アピール。
 北へ北へとベスパを走らせると、川が近づいたあたりでびゅんと風がひと吹き。
 舞った黄色い葉の向こう側に冬の姿が見えて、一瞬目が合ったような気がした。

 気がつくと、もう晩秋。
 ぼんやりしている間に、季節は過ぎてゆく。

 テレビで流れる紅葉の映像。
 人ごとのように眺めていたのが、今日やっと自分のものになった。

 みなさんは今年、どこかで紅葉を眺めました?
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by fastfoward.koga | 2006-11-24 19:56 | 往復書簡 | Comments(4)

わたしはわたし

 今週の月・火は研修だった。
 どんな研修でもそうだけれど、わたしは受講するといつも大なり小なり「自分とは」ということを考える。
 その気づきが、すぐいい方向へ導いてくれることもあればそうでないこともある。
 今回は後者のほうで、研修の最後に素直に笑えない自分になってしまっていた。

 低いと思っていた壁が、予想以上に高かったこと。
 自分を滞らせているものが、周囲の環境が問題ではなく自分自身にあるということ。
 あとは考えるのではなく、行動しなくてはならないこと。
 そんなことすべてを、もう放り投げて逃げてしまいたいとずるがしこく考えていたこと。

 そんな自分に気づいた。

 その日はうっすらと漂う嫌悪感に取りまかれながら、うちに帰った。
 ブログを書いたら、お風呂にゆっくりつかったら、お腹がいっぱいになったら。
 わずらわしいものが消えるかなと、少し期待したけれどあまり気分は変わらなかった。

 でもくるりを聴いて、電話して、もうちょっと話したいと言って、ただすきな人の話に頷きながら静かに泣いたら。
 今日自分ができることはやったというきもちになれた。

 いつでも逃げてかまわないんだよ、と言われて、逃げたいと思いながら実は逃げたりしない自分をよくわかっていると答えた。
 わたしはやっぱりわたしにしかなれないのだ。
 それはとてもつまらないような。
 でもすごいことのような。
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by fastfoward.koga | 2006-11-23 16:38 | 一日一言 | Comments(6)

そこは深く青い

 珍しく、長期にわたり閉じた状態でいる。
 閉じる、ということがどういうことなのか説明がしにくいのだけれど、要はそういうことなのだ。

 自分の感情や、自分の中に起こっていることを、外へ出そう出そうとするのがわたしの常なのにそれをしようとしていない。
 したくない、という明確な拒絶があるわけではない。
 ただ、しない、という状態が続いている。

 それと同時に、考えたくないと思う自分もいる。
 ちょっと今はいろいろ、ぐちゃぐちゃ考えずにいたい。

 今いるところは、深い深い海の底。
 黒に近い青い水の中で、深海魚のように泳いでいる。
 泳ぐたびにしっぽやひれやエラは動いているはずなのに、音を消したテレビの映像のように音がしたような気がするだけの世界。

 もうちょっとだけ。
 あと少しだけ、そこにいたい。
 静かに呼吸をして、泳ぐことに集中したい。

 あぁ、水に帰りたい。
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by fastfoward.koga | 2006-11-21 21:19 | 一日一言 | Comments(4)

空っぽ

 夏。
 言葉が自分の中から、溢れて溢れて仕方のない時期があった。
 書いても書いても、次から次へと言葉が出て、自分の中に留めておくことができなかった。

 そんなことが数ヶ月前にあったのに、今は怖いぐらい自分の言葉の箱は空っぽだ。

 ここ数週間、そういう自分の状態に気づいて、冷静に恐怖心を感じるものかどうか考えた。
 でもどうもそういうこともないようで、ただ淡々と空になった箱が胸の中にあることを、頭の中に思い描いていた。

 初めは、ただ不思議だった。
 箱が空になるのがどうしてなのか、そういう疑問だけがあった。

 でも、答えを求めるのはすぐにやめた。
 答えがわかったから何か変わるわけでもないし、なによりも決して言葉を生み出さなくなったわけではないから。

 毎日毎日、言葉は溢れる。
 それは今までとなにも変わらない。
 ひとつ違っているのは、その言葉が湧き出てすぐに受け止めてくれる誰かがいるということだ。

 誰かは、誰かであって、誰かでない。

 毎日毎日、わたしは自然のままに、湧き出る言葉を溢れさせるだけ。
 それだけで、今は十分。
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by fastfoward.koga | 2006-11-20 22:35 | 一日一言 | Comments(2)

幸せベタ

 わたしは普段から、「~するべき」や「~しなければならない」という言葉をよく使う。
 たぶん、学生のころからそうだったような気がする。

 これはきっと、一生直らない。
 これからもわたしは自分が手にしたものが、自分にふさわしいものなのかどうかずっと考えてゆくのだ。

 そうして今も考える。
 ぬくぬくしたものに包まれている自分が、そうやっていてもいいのか、と。
 毎晩おやすみなさいと言って、少し本を広げて、そのあとすとんと眠りにつくことは赦されるのだろうか。

 ・・・考えすぎか?
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by fastfoward.koga | 2006-11-19 19:29 | 一日一言 | Comments(4)

祝・目標達成

 さっき、今年100冊目の本を読み終えた。
 過去のブックリストを見返すと、8年ぶりだった。

 今年もたくさんの本と出会って、いろんなことを考えて、直接的な影響でないにしても自分に跳ね返ることがあったなと思う。
 それを、10数年続けてきたのだ。

 もしかしたら、わたしからパルプの匂いがするかもしれない。
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by fastfoward.koga | 2006-11-18 16:58 | 本の虫 | Comments(10)

慎重かつ大胆に

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 これが、わたしの愛車。
 ベスパのPX125。
 キャリーとバンパーを取り付けて、グリップは細めにして、ミラーとクラッチレバーはお店のこだわりで取り替えてある。
 
 センスの欠片もない写真だけれど、このかわいさ伝わるだろうか。

 ボディの色は白か黒しかなくて、迷いに迷って白にした。
 グリーンの洋服が多いので、白の方が乗っているときに映えるかなと思ったのだ。

 今はこの子に乗りたくて乗りたくて、仕事もそこそこに帰っている。
 乗れば乗るほど、ぐんぐん走る。
 乗りこなせる感覚が、今おもしろくて仕方ない。

 でも調子に乗って事故を起こさないように、それだけは気をつけようと強く思っている。
 今回お世話になったバイク屋「モントリーデルベント」の店長さんにもこう言われた。

「慎重かつ大胆に。」

 たくさん乗って楽しんでね、という言葉に大きく頷いた。
 その言葉どおり、これからこのベスパといろんなところへ行こう。
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by fastfoward.koga | 2006-11-15 20:25 | 一日一言 | Comments(20)