言霊の幸わう国

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ひと区切り

 長かったような。
 短かったような。
 あと数10分で、1月が終わる。

 あまりいい月ではなかったかもしれない。
 でも、今日は少し今まで出さなかった力を出した。
 終わりよければすべてよし。
 ということにして、今日を終えよう。

 昨日は今日につながり、今日は明日につながっているけれど。
 時間の流れは、どうにでも区切れるし、変えられるし、改められる。

 明日への、そして明日からまた続いてゆく日々への希望を胸に。

 おやすみなさい。
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by fastfoward.koga | 2007-01-31 23:21 | 一日一言

迷子

 仕事で天候を確認することがよくあるのだけれど、最近昨日のお天気がすぐに思い出せないことがある。
 正確に言うと、思い出せないのではなく、印象に残っていない。

 たとえば見上げた空が青かったのが、月の形を確認したのが、いつだったのかわからなくなってしまうのだ。

 なんとなく空を見ている。
 寒さも暖かさも感じている。
 でも、1日経つと、するっと体からその感覚も事実も抜け落ちてしまう。

 いつもと違うようで、いつもと同じ毎日。

 書きながらそんなことに気づいたのだけれど、それを先取りしたのかふと週に1回は地下鉄に乗らずに2駅分を歩こうと決めた。
 寒くても外の風に当たらないと、どんどんなにかをなくすような気がしたのだ。

 早速今日は寄り道しながら、てくてくと歩いた。
 せっかくだから歩いたことのない道を、とすれ違う人をぬって歩いた。

 足早に渡る横断歩道に、急がず渡る横断歩道。
 どっちにしても、何度も何度も空を見上げた。
 あまりに視線を上げる自分におかしくなるくらいで、そうしてしまう理由をラーメン屋さんのスープのいい匂いに負けないように考えてみた。

 きっと背の高い建物が多いからなのだろう。
 その合間に見えるものがなんなのか、妙にそれが確かめたくて仕方なかった。

 でも見えるのは、暗い空だけ。
 明るすぎて星も見えやしない。
 そしてまた、あざ笑うように見える月。

 それでも道しるべを探すかのように、夜道を歩けばわたしはまた空を見上げるのだろう。
 果たして、それでなくしたような気がするものは見つかるのか。
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by fastfoward.koga | 2007-01-30 23:59 | 一日一言

空中ブランコ

 リズムとかタイミングとか、バランスとか。
 日ごろ、そういうものを異常に気にして生活している。

 リズムよく、ものごとは進められているか。
 今のタイミングはよかったか。あっていたか。
 あのバランスはとれているか。

 気にしすぎるかなぁ。
 3つもほしいなんて、欲張りかなぁ。
 サーカスのブランコ乗りにでもなれば、この3つは手に入れられるだろうか。

 なんてことを考える、今日この頃。
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by fastfoward.koga | 2007-01-29 22:24 | 一日一言

ブラックホール

 いつもと違う帰り道。
 大阪駅前の大きな交差点を足早に渡る人のいくつもの背中に、つられるように歩いた。

 交差点を斜めに渡る。
 ふと交差点のど真ん中を通りたくなった。
 通ったら、そこで立ち止まりたくなった。

 ポイントの手前で少し頭を上げると、背の高いビルのそのまた上に半月。
 ど真ん中で立ち止まりはしなかったけれど、歩く速度を落とし、首を直角に曲げて月を見た。

 ふと自分が世界の中心だ、という気がした。
 自分を中心に風がぐるんと吹いたような気がした。

 信号を見ると、もう点滅が始まっていた。
 せっかく、ここではないどこかへと繋がる扉が目の前で開いたのに、ひゅんと現実に戻った。

 うらめしく見上げる空には、やっぱり半月がいた。
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by fastfoward.koga | 2007-01-27 22:01 | 一日一言

足跡

 ここ数日、読書を含め、いろんなことに集中することができなかった。
 とりあえず本くらいはまっすぐ読みたいなと思っていたら、急に昨日の会社帰りの電車から言葉がすーっと頭に入ってくるようになった。

 のめり込む。
 それに近い状態で、今日も心地よく揺れる電車の中、本を読み続けた。
 遅々として進まなかったペースがみるみる上がり、最寄り駅に着くころにクライマックスにさしかかった。

 読み終えるにはまだ20分はかかりそう。
 でも調子も気分もあがってきて、ここで本を閉じるのは惜しい、と思った。
 電車を降りて、階段を目の前にしたときに前にも同じことがあったなと、頭の中の探索機がカタカタと動いた。

 すぐに思い出したのは、読んでいた本。
 そしてその本の一節。
 今まで、忘れたことがない強く残る言葉。

「『ママ。ママは神様を信じる?』(中略)
 でもねえ、とそれまでの不満な調子とは打って変わって、ママは花が開く時のようなしっとりした口調になった。
『でもねえ、好きな人の大事に願をかけられる程度には、神様にはいてほしいわねえ。』(中略)
 相変わらず、狂ったように汚れた部屋であたしは考える。
 花を咲かせるのは誰なのか、
 人を泣かせるのは誰なのか、
 あたしが生まれるよりもはるかに昔から、変わることなくこの地の上で繰り返される出来事のすべてが、その人の予定調和なのか、考えている。
 そして彼の予想外に、あたしは死ぬほど幸せになろうと思う。」

                                     安住 磨奈 『HELP』

 わたしは、自分でも驚くほど自分が幸せになることを信じて疑わない。
 どんな谷があっても、山があっても、最後は幸せになるのだと思っている。
 そんな思いの原点は、ここなのだなと今気づいた。

 電車を降りて夜道を歩きながら、あの本が、あの言葉が、わたしを作っているのだとぽつんと考えた。
 10代から20代前半に読んだ本。
 わたしを作った多くの言葉。
 今年はそれを探しに行こうと思う。

 そろそろ、こんなに大きくなりましたと、報告せねば。
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by fastfoward.koga | 2007-01-26 23:56 | 一日一言

最後の力

 安心して甘えられることに、甘えられるようになった自分に、甘えてしまった。
 いや、甘えてしまっている。

 甘えられない自分に苛立ち、甘えすぎる自分にも苛立ち。
 いったいどうすればいいのかと、いつもなら考え込んでじっと石のようになる。
 でも今は、そんなことをしている場合ではない。
 それがわかっただけ、よしとしよう。

 ただ今は自分を律するだけ。
 甘える前に、自分の2本足で踏ん張っていないと。
 いつか、甘えるところもなくなるだろう。

 甘えることについて、考えるのはもうしばらくしてからにしよう。
 せめてあと10日は、力いっぱい踏ん張ってみせなくては。
 ほんとうはそんな力は今残っていないけれど、それでもやってみせるのだ。
 でないと、女がすたる。
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by fastfoward.koga | 2007-01-25 22:29 | 一日一言

冬の休日

 今朝はのんびり起きた。
 お風呂に入って、再放送のテレビドラマの最終回を見ながら出かける支度をした。
 いつもよりも少し歩いて、バスに乗った。
 電車で京都駅に向かい、お昼はオムライスを食べた。
 スタバで、宛名だけを書いていたハガキにやっと本文を綴った。
 近くの大きな郵便局で記念切手を買って、ペロッと舐めてハガキの右隅にその切手を貼った。
 地下鉄で四条へ移動し、2時間うろうろと洋服を探した。
 最後の最後に2着洋服を買ってから、特急に乗った。
 電車の窓から、沈んでゆく太陽を見つけた。

 冬の夕陽を久しぶりに見た。
 目を離すことができないような、インパクトの強い夕陽。
 これが毎日見られる生活ができたらいいのに、と思った。
 ビルの谷間で仕事をしているうちは、無理な話だけれど。 

 わたしは、平日のお休みにひとりでうろうろと歩き回るのがすきだ。
 どこまでも行けそうな気になって、自分は自由なのだと強く強く思う。
 重いカバンを下ろしたようなきもちに、いつもなる。

 冬の休日。
 ひとり淡々と楽しんだけれど、ツケがまわってきたのか。
 ・・・いったいなんのツケなのか、覚えはないのだけれど。

 うちについたとたん、寒気を感じた。風邪をひいたみたいだ。
 あ~、もう。
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by fastfoward.koga | 2007-01-24 19:29 | 一日一言

めばえ

 数日間、そわそわわさわさしていた。
 自分でもそんな落ち着きのなさの原因はわかっている、と思っていた。
 でもわかっていると思っていただけで、真の原因を突き止めたとき、あれっとなにかがきもちの中で跳ねた。

 不安に思っているのだという自覚はあった。
 でもそれがそんなに自分の中に根強い感情だとは、思っていなかった。

 わたしのそわそわわさわさの原因。
 それは自分が思っていた以上の、不安。

 寂しいのと同じで、不安になることもわたしは極端に嫌う。
 できる限り自分がタッチすることの中に踏み込ませたくない。
 だからいろいろと保険をかけてしまい、ときどき自分の感情をごまかしたりしてしまう。

 でも今朝気づいた不安は、嫌な感情を引き起こしたりはしなかった。
 そうか、わたしはそれほどまでにそのことに思いをかけているのだなと思ったのだ。

 不安になるのは、不安を抱くことに対してそれだけの思いがあるから。
 そんなことは知っていたはずなのに、わかっていなかった。
 だけど実感をともなって初めて、そこからがんばらなくてはいけないのだと静かに考えた。

 不安の種を見つけた。
 でもうまく水をやり、害虫を駆除し、栄養を与え、太陽の光を浴びせたら、不安は安心の花を咲かせことができるような気がしたのだ。
 不安について、山ほど考えてきた。でもそんなことを思うのは、初めてだった。
 今日は、やけにクリアに花が咲くところをイメージできた。
 
 不安の種はそう思っている間はどうやっても不安だけれど、違う花が咲くと思えば咲かせられる。
 頭の中で咲いたのは、黄色い花。
 だから、大丈夫だと思う。
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by fastfoward.koga | 2007-01-21 23:05 | 一日一言

ねむねむ一家

 ここ数週間、寝ても寝ても、眠い。
 シフト制の仕事なので、日によって起きる時間はまちまちなのだけれど、睡眠時間が長かろうと短かろうとどの日も眠くて仕方ない。

 毎晩ふとんの中に入ると、ぬくぬくしたきもちで幸せを感じる。
 行き帰りの電車の中も、最近は本を読んでもすぐ閉じて熟睡してしまう。
 休みの日は、1日ベッドの中でまどろんでいると罪悪感を感じつつも、すーっと眠りに入る。

 今朝も「いってきます」の前にあくびをし、ハハに「寝ても寝ても眠い」と話した。
 するとハハは笑って言った。

「お父さんもおんなじようなこと言うてたわ。わたしもおんなじやけど。なんでやろうなぁ。」

 どうも睡眠不足をめいいっぱい欲するのは、家系らしい。
 目覚ましひとつでちゃんと目が覚めるのも、家系のようだけど。
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by fastfoward.koga | 2007-01-19 22:55 | 一日一言

ハイテンション!

 来月、旅に出る。
 決めた。

 まだ行き先も、人数も、ぼんやりしたままだけれど。
 わたしは、行く。
 なにがあっても、初めての場所へ行く。

 おー。
 そう決めただけで、お腹から力が湧いてくる。
 これから猛スピードで段取りを始める。
 いろんなことが決まってくると、楽しくてしょうがない。
 俄然やる気が出て、否が応でもテンションが上がる。

 旅って、これだからやめられないのだ。
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by fastfoward.koga | 2007-01-18 22:53 | 一日一言