言霊の幸わう国

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80点

 先日受けた単位修得試験の結果が返ってきた。
 内容から考えて、不合格になることはないだろうとは思っていた。
 ぺりぺりとハガキを開けて中身を確認すると、「80点」と印字されていた。

 ひとつ迷ったことがあった。
 散々迷って、間違えてもいいと、足し算と引き算なら引き算を選択して回答を書いた。
 間違っているならそう言ってもらう機会も必要だという考えもあった。
 でも、勝算がないことを選ぶわけがない。
 この80点という点数は、選択が間違いだったという意味なのだろうか。

 あるものごとに頂点があるなら、そこを目指したいと思う。
 Bの上がAならAを。
 Aの上がSAならSAを。

 80点の上に90、100点があるならもちろんそこを。

 なぜその点数だったのかがわからないから、試験に関してはなんとも言えないのだけれど。
 未だこうして勉強方法というか、生き方に迷う。

 80点は喜んでいいのか。
 100点を目指し、そこにこだわり続けていいのか。
 どんな点数なら今の自分にふさわしいのか。
 そんなことまで考える。

 答えは、わーんと泣きながら書いていたら見つかるのだろうか。
 今は、見つかるといいなとしか言えない。
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by fastfoward.koga | 2009-06-30 21:47 | 一日一言 | Comments(2)

毎日という時間

 毎日、読もう。読みたい。読むべきだ。と思う本が山ほどあって。
 書こう。書きたい。書かなくては。と思うことがたくさんある。

 でも、なぜだかどちらも思うようにはことは進まず。
 わーんと泣きたいような気になる。
 
 それは悲しいとか、悔しいとかいうきもちとは違う泣きのきもち。

 毎夜ベッドの上で、わーんと叫ぶ。
 心の中で。
 そうして、夜は朝になる。
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by fastfoward.koga | 2009-06-28 12:57 | 一日一言 | Comments(6)

梅雨の晴れ間

 今週初めからうまく睡眠を摂れなかった。
 眠っているのに眠気が体から出て行こうとしなくて、頭がぼんやりしていた。

 うちの会社は7月異動が多いから、月末まで送別会が続く。
 昨日は事業部全体の送別会。
 たいしたものは口にできずお酒ばかりを口にして、異動する事業部長を始め、お偉いさんからここぞとばかりにハッパをかけられ、家路へと向かう足取りは重かった。

 今朝はもともと取っていた代休を半日に替えて、まだうちでのんびりしている。
 ゆっくり朝風呂に浸かり、少し散らかっていた部屋を片付けたあとは、続きが気になっていたミステリーをベッドに寝転びながら読み終えた。
 まだ陽が直接差し込んでこない窓からは、微かに風が入ってくる。
 雨のせいで湿度の高い日が続いていたから、からっとした空気と明るい空が体の中の老廃物をさーっと掃き出してくれる気がする。

 くるりの『魂のゆくえ』もカラッと鳴っている。

 さて、支度をするか。
 今日も送別会だ。
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by fastfoward.koga | 2009-06-25 10:23 | 一日一言 | Comments(2)

浚われる

 突然、雨が降り出した。
 嵐のように、風も強く吹いている。
 窓を閉めて、テレビのボリュウムを上げた。

 雨が窓を打ちつける音が、とてつもなく大きい。
 雷のゴロゴロする音も聞こえてきた。
 その中で、眠れるだろうか。

 急に、浚われる、と怖くなった。
 砂地の足元を掬われるように。
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by fastfoward.koga | 2009-06-22 22:54 | 一日一言 | Comments(4)

黴臭さ

 図書館は黴臭い匂いがする。
 それはどこも同じなのだろうか。

 フィールドワークの続きで1日が始まり、予定を全部こなして集合時間より早めに大学へ戻った。
 昨日と今日はオープンキャンパスが開催されていて、いつもならゆっくりできる場所が人でわんさか賑わっていた。
 1日の80%くらいの力を使い切っていたわたしは、とりあえず静かな場所へと図書館へ向かった。

 ほんの少し手持ちの文庫本を広げたあと、20分ほど机につっぷした。
 机の上に両腕を重ね、その上に頭を乗せた。
 重い重いと頭の置き位置が決まるまでの間、目を閉じながら高校を卒業したあと通っていた大学でもこうして居眠りをしたことを思い出していた。

 以前の大学の図書館は、2階から4階まで吹き抜けだった。
 中央はがらんとしたままで、そこを囲むように3人掛けの机が規則正しく輪をつくって並べられていた。
 そのうちの1席がわたしの定位置で、確か心理学関連の本が並んでいる棚のそばだった。
 いつもわたしがそこにいることはゼミの友人たちにも知られていたので、荷物があるだけでも、例えぐーぐー寝ていても、わたしが気づくまでよく待ってくれていた。

 なぜだろう。
 最近よく近所の図書館へ行くけれど、 そこではそんな匂いはしない。
 あれは大学の図書館でしかしないのか。
 それとも今日は雨だったから、抽斗の奥の記憶が刺激されたのだろうか。

 湿気まみれの空気を体中に漂わせ図書館の入口を抜けると、ほんの少しの時間でべたつきは感じなくなった。
 窓のない図書館の隅の席を陣取って過ごした、昼のまどろみ。
 眠ったような眠ってないような。
 もっと眠ったほうがよかったかなと頭を上げたものの、さっきよりはずいぶん体も頭の重みも消えていた。

 そうそう、これも以前と同じだった。
 そう思うことが、その時間が、とても愛しい。
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by fastfoward.koga | 2009-06-21 21:03 | 一日一言 | Comments(4)

京(左京区限定)を歩き回る

 今日のスクーリングはフィールドワーク。
 京都の町を半日歩き回った。
 足は棒。今はぺったり湿布が貼られている。

 15時30分にフィールドワークの参考にといろんな方面の先生方が話してくれた講義が終わったら、一目散に教室を飛び出した。
 大学の中でも1番高いところにある教室だったので、たったかたったか階段を下りた。
 信号を渡り、駆け込みで停車していたバスに乗った。

 まずは曼殊院に、鷺森神社。
 修学院まで戻ってバスに乗り、北白川別当で下車。
 交差点でコンビニを確認したら、休憩でケンタッキーへ。
 読みかけの本を捲ってひと息ついたら、御陰通を西へ歩いて元田中交差点近くの「ケニア」を通過。
 叡電の元田中駅で両方向からの電車を見送ったあと、また御陰通に戻ってさらに西に。
 御陰橋を渡り下鴨神社に辿り着いたけれど、18時を回っていたためお参りはできず。
 そのあと下鴨神社の西へ出て、葵橋から出町橋を回り出町柳駅に到着。
 もうひとふんばりと最後に鴨川デルタで締めくくり。

 明日は百万遍交差点から東へ向かって、喫茶店の「進々堂」と吉田神社に。
 13時までにまた大学に戻る予定。

 テーマは各自決めていいということだったから、悩んだ挙句に文芸コースの学生らしいものにした。
 「現代作家の描く京都左京区」。
 どうだ!
 ・・・笑。
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by fastfoward.koga | 2009-06-20 22:56 | 一日一言 | Comments(0)

『33の質問』 ①

① 金、銀、鉄、アルミニウムのうち、もっとも好きなのは何ですか?

 4つを頭に思い浮かべたけれど、なぜか塊が想像できなかった。思い描いたのは、どれも折り紙みたいに薄い板状のものだった。それをなぜだかわたしは想像の中で噛んでいる。そして苦々しい顔を実際にしてしまう。
 想像だというのに、しかも自分が広げた世界だというのに、なぜそんなことを思い描くのか。よくわからないけれど、金、銀、鉄、アルミニウムが4つ並ぶと条件が揃ったとばかりに、何度この質問に対する回答をしようとするとそこへ行き着いてしまう。
 で、結局どれを選ぶのかというと、うんと唸ってひとつひとつを想像したあと鉄を選ぶ。
 街中でふと寄りかかったところにある鉄。歩道橋、標識の柱、手すりなどなど。人待ちの間にそっと触れるとひんやりとした感触を伝えてくれる鉄は、ほんの少し待つことに囚われてしまう気を紛らわせてくれるのだ。
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by fastfoward.koga | 2009-06-18 22:07 | 四〇〇字・課題 | Comments(2)

自問自答 『33の質問』

 今までに体験したことのない種類の暗黒が訪れた。
 山田ズーニーの言葉を借りるなら、今のわたしの状況は。
「『問い』が立たない」。
 それは、「考えない、あるいは、考えられない、そんな頭が止まってしまった状態」を指している。

 自分の中の違和感を探っていくと、自分が問えていないことに気づいた。
 常に探しているのは答えだと思い込んでいたけれど、欲していたのは問いなのだ。
 問いがあって、考え、答えを出す。
 きっとわたしはその一連の作業を、狂おしいほど好いている。
 それをより明確にするために、わたしは書くことを必要としている。

 大学の課題を含め、書かなければならないものは目の前に山積みだ。
 でも書き出せない。
 書くことが見つからないのだ。 

 日薬を期待して、しばらくなにも書かずにいた。
 毎日の過ごし方を振り返って、反省もした。
 結局のところ、自分が動かないと書きたいものなどやっては来ない。

 できることはと考えて、山田ズーニーの『おとなの小論文。』を読み返した。
 その中にもやはりと言うべきか、「考えるための小道具を手に入れる」と名づけられた章で問いの探し方が書かれていた。
 答えを探すのではない、問いを探すのだ。
 その言葉に励まされながらページを捲っているうちに、谷川俊太郎の『33の質問』という本があることまで辿り着いた。

 ほんとうは自問自答を自製できるのが、一番いい。
 でも今はそれができないから力を借りようと、本を開いた。

 これからちょっとずつ、問うていこうと思う。
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by fastfoward.koga | 2009-06-17 22:18 | 一日一言 | Comments(2)

歌うなら

 学校への道すがら、日傘を差しながら歌う『natuno』。
 少し前まではヘビーローテーションしていたユニコーンの『シャンブル』の曲を、片っ端からハナウタしていた。
 今日はくるりのアルバム『魂のゆくえ』とで、頭の中でシャッフルがかかる。

 まだ浅い陽射しの下、ふと考える。
 今歌っているのは、岸田くんの曲か、民生の曲か、どっちだっけと。
 馴染みかたが似通っていて、一瞬わからなくなる。

 まあどっちにしても、わかったことがひとつ。
 ハナウタとは、居心地のいい歌のことだ。
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by fastfoward.koga | 2009-06-14 22:33 | 一日一言 | Comments(4)

初スクーリング

 本日、初スクーリング。
 1時間半で1講座の授業が、今日は3講座。
 朝もゆっくり、夕方も早め。
 決して詰め込んだ感じはないスケジュール。
 でも、疲れた・・・。

 でもでもでもでも、楽しかった。
 最近たくさん拾っていたピースが、授業でしてくれた先生の話でバチッとはまる瞬間が何度もあった。

 世界は繋がっている!
 世界は広く、そこにわたしは立っている。
 その世界をわたしは想像する。
 本当はわたしが想像するより実際は少し広い世界。
 それは小宇宙だ、と授業中に悟り心に留めた。

 知らないことがある世界は、なんておもしろいことか!

 先生が薦めてくれる本(世界を作るピース)は、どれもこれも読んでみたくなる。
 でも多すぎるわ、先生・・・とため息をつきたくなるのも事実。
 はーっ。
 1日で、頭の容量いっぱいやわ。
 さ、今からリセットリセット。
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by fastfoward.koga | 2009-06-13 19:56 | 一日一言 | Comments(2)