言霊の幸わう国

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 今日の彼がどんなだったのか。
 想像して終わる週末。

 この間会ったとき、しばらく会えないことはわかっていたけれど、最後はなぜか強気だった。
 そんなきもちもどこ吹く風。
 会えない時間は、埋まるものでもない。
 埋まっているようで、埋まるわけがない。
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by fastfoward.koga | 2013-05-24 23:58 | 一日一言 | Comments(4)

震える

 左肩にかけたトートバッグの内ポケットに入れているそれの存在を、左肘の内側で感じている。
 それは、心臓のようだ。
 意識すると、いつもはあって当たり前のことが急に存在感を増す。
 でもそれはまだ震えない。
 震えたらいいのに、と少しくらい飛ばして読んでも困らない小説を読む。
 震えをただ待っているのではないというポーズは、誰に向けたものなのか。
 誰かを欺いてほしいものが手に入るとは思えないのだけれど。

 掌にのる小さな世界が、繋がる瞬間を、わたしは待っている。
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by fastfoward.koga | 2013-05-15 18:54 | 一日一言 | Comments(0)

波のように

 今日は、数日ぶりに近くですきな人を見た。
 そして目が合った。
 ほんの一瞬なのだけれど、近づいた気がした。
 パチパチっと感じるものがあった。

 朝からぐんぐん気温が上がり、夏日になった今日。
 上着を脱いでシャツだけになっているその姿は、いつもより大きく見えた。
 少し離れたところからでも、あ、男の子なんだなあと思った。

 かまいたくてかまいたくて、ほんとうは仕方ないのだけれど。
 今日は少し引いていた。
 いつか寄せる日もくるだろう。
 話せなくて寂しかったくせに、妙に強気だったりする。
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by fastfoward.koga | 2013-05-13 22:19 | 一日一言 | Comments(0)

横たわり思う彼のこと

 疲労困憊。
 眠れないんじゃないかと思うくらい、疲れている(実際は、目を閉じたらこてりと寝るのですが)。

 ベッドに横になって、すきな人のことを考える。
 今日朝から雨の降った街にいる彼は、今日動けなかった分明日動き回る。
 どうか彼がいつまでも健やかであるように、と横たわったまま願う。

 テレビも音楽も鳴っていない部屋は静かだ。
 さっきまで聞こえていた雨音も今は聞こえない。

 彼は今なにを考えているのだろう。
 その彼の、この先を、わたしが考える。
 笑ってくれていればいいなと思う。
 でもただ笑っているだけの彼を、わたしは望まない。
 しゃにむに、自分の力を出し切ったうえで、笑ってくれていたらいいと思う。
 怒りも悲しみも引き受けた人生を、前に前にと進んでいってほしい。

 今夜、夢を見るだろうか。
 願わくば、離れた街で眠る彼の寝息が穏やかであるように。 
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by fastfoward.koga | 2013-05-10 22:49 | 一日一言 | Comments(0)

漕ぐのは誰

 ほんの少し進展。
 すきな人に近づいたと思ったのも束の間、想像していなかったことが。
 単にわたしの想像の域が狭いだけなのか、思考にふける。
 大海原のボートの上でひとり佇むように。

 考え出すとどこまでもひとりっきりの世界になる。
 はっと気づいて、こんなところにまで来てしまったのかと怖くなる。
 なにかと繋がっていないとおかしくなると、ボートの淵を握る。
 でも揺れるボートは心もとなく、体を乗り出して海面に手を浸す。
 そこだって不安定に違いないけれど、それでも大きな水はどこかへ繋がっているのだと思い込ますことはできる。

 ゆらゆらゆらゆら。
 波にさらわれて進むボートが、岸から離れていっているのか、近づいていっているのか、わからない。

 そんな想像の海の中にいたとき、懐かしい人からメールが届いた。
「アカルイミライは待っていてもこないから自分たちで作っていかないと、と最近強く思います。」
 長文メールの最後のその一文に、勇気をもらった。

 恋をすると、ナーバスになる。
 思考のスパイラルは、下降方向。
 でも悲観して自滅するのは嫌だ。

 迷ったら初心に戻ろう。
 今向かえる場所はそこしかない。
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by fastfoward.koga | 2013-05-01 22:25 | 一日一言 | Comments(4)