言霊の幸わう国

<   2014年 03月 ( 6 )   > この月の画像一覧

エイプリル

 こんな清々しいきもちで迎える4月は、ない。
 不安もあるけれど、わくわくするきもちのほうが上回る。

 エイプリルとタイトルに書いた、かわいらしさに思わず笑み。
 今日もすきな人にメッセージを送り、いつにない早さでやりとりをくり返す。
 調子に乗って「またごはん食べに行こう」と誘ったら、軽くスルーされた。
 でもその軽さも、彼の正直さ。
 明日からの、エイプリルという時間の名にめんじて流してゆこう。

 さあ、いつもよりさらに新しい1日がやってくる。
[PR]
by fastfoward.koga | 2014-03-31 23:45 | 一日一言

スイート

 すきですきで仕方ない思いの中に、ちょっと甘えたいというきもちが湧いてきた。

 すきだというきもちは、いろんなきもちでできている。
[PR]
by fastfoward.koga | 2014-03-24 23:05 | 一日一言

世界を繋げ

 最近は小説の映像化が多い。
 そういえば、ひと昔、いやふた昔、いやもっと前は漫画の映像化が多いななんて話してたこともあったなあ。

 世間では、本を読まなくなったと言われている。
 でもわたしが乗る通勤電車では、本を開いている人はたくさんいる。
 周りにもあれを読んだ、これを読んだという話はよく耳にする。
 結局のところそれは特定の人間であり、実際のところ活字離れは進んでいるのだろう。

 それにしても、と思う。
 映像化される小説は、どれもこれも口当たりがよい。
 昨年、そういった作品ばかりを自分が無意識に選んで読んでいることに気づいた。
 読みたくて読んだのだから、それはいい。
 でもこれからは、それだけではいけない。
 わたしの目的は読むことだけではないのだ。
 読んで、なにかが残らないようではダメなのだ。
 読んだあとに余韻に浸り、のちの人生ふとした瞬間に思い出せるような、小説と自分の世界に繋がりができなければ、わたしにとって本を手にする意味はない。

 そんなことを考えていたので、今年の読書は量より質。
 人様にはわかりにくくても、自分の中ではこだわりを持って作品を選んでいる。
 ということで、本日2冊の文芸書を購入。
 1冊は、先日友人からその名を聞いていて、映像化されたと先日紹介されていた作品だ。
 たぶん映画を観にいくことはないだろうけれど、機会があれば見るのだろう。
 まずは小説に集中したいと思う。
 このあと、早速読み始めよう。


 最後に、小説の映像化でひとつ。
 西加奈子原作『きいろいゾウ』の映画を見た。
 小説をのめり込むように読んだという期待値を差し引いても、がっかりした。
 ほんまがっかりしたなあ。
[PR]
by fastfoward.koga | 2014-03-22 22:45 | 一日一言

まだ道半ば

 火曜日、すきな人に朝、ラインでメッセージを送った。
 書き出しをどうしようかと数日感悩んでいたわりには安直な言葉を選び、ためらわず送信ボタンを押した。
 押したあとためらわなかったことを少し後悔し、その思いをかき消すように通勤電車の中で目を閉じた。
 その日、彼がいつもの場所にいるのか、どこか別の街にいるのかわからなかったけれど、なんとなく朝のうちに返信があるんじゃないかと思っていた。

 目を閉じて数10分後にスマホが震えた。
 少し深いところまで眠りに落ちていたし、浮かれすぎるのもなんだからと、そのまま眠りつづけた。
 降車駅の手前でスマホを手にすると、さっき震えたのはヤフーニュースからのものだった。
 浮かれていないふりをした自分がみじめだった。

 9時始業前まで気にしていたけれどスマホは再び震えることはなく、午前中は自分への腹立たしさにさらにイラついて仕事をした。
 軽くめまいがするほどの忙しさで、昼休憩もとれないと途中であきらめ、空腹をまぎらわすための飲み物を調達しようと財布を取りにカバンを覗いたとき、彼からのメッセージに気づいた。
 すぐに戻らなくてはいけないとあせって、またそっけなくてつまらないことを書いて送り、その場を離れた。
 さすがにそこからは、昼抜きでも気分的には楽になった。

 夕方、終業後にスマホを見ると、ちゃんと彼から返信があった。
 送信時間は、片手間で送ったわたしのメッセージの数分後だった。
 電車に乗ってから、今度は落ち着いて安直な言葉への言い訳を書いて送った。
 うちに着いて夕飯を作って食べていると、また返事がきた。
 そうして数10分間隔でやりとりを続けた。
 やりとりしていると欲が出て、おやすみなさいという言葉を今夜彼から引き出したいと思った。
 おやすみなさい、はわたしには特別な言葉、1番無防備になる眠りへ導く呪文のようで、すきな人から言われるとこそばゆい。 
 それを今夜どうしても、疲れでふらふらしている中、ほしがった。
 欲したとおり、彼はねぎらいの言葉とともに、おやすみなさいと書いてくれた。

 ほしいものを手にしたというのに、スマホを手にして途方に暮れた。
 もっと彼とやりとりをつづけたかったと、悔やんだ。
 でもそこから言葉は繋げなかった。
 悶々として、もう何夜も枕元に置いてある『河岸忘日抄』を開いた。
 考えごとをしながら文章を追うとすぐに流れを見失ってしまう作品なので、そのときだけ彼のことを忘れて必死に読んだ。
 瞬きの閉じが長くなり始めた瞬間を捉え、本を閉じ灯りを消した。
 真っ暗になると、彼のことがパチンとゴムが弾けるように思い出された。

 そこから、考えて思っている。
 焦がれるってこういうことだよなと、自らを振り返り思っている。  
[PR]
by fastfoward.koga | 2014-03-21 22:57 | 一日一言

更新情報 15 (図書室)

 久しぶりに更新しました、コガ図書室
 蔵書は、1,098冊となりました。
 さあ、まだまだ読みますよ。増やしますよ。
[PR]
by fastfoward.koga | 2014-03-11 21:03 | 本の虫

2月の巻

1 スコット・フィッツジェラルド 村上春樹訳
           グレート・ギャッツビー・中央公論社 ※
2 遠藤周作   女の一生 一部・キクの場合・新潮文庫 ※
3 長嶋有     泣かない女はいない・河出書房新社 ※
4 酒井順子   ユーミンの罪・講談社現代新書
5 伊坂幸太郎  ラッシュライフ・新潮文庫 ※


 アカデミー賞前で、やたらとレオナルド・ディカプリオを目にしていたので、ふと思い出して「グレート・ギャッツビー」を手に取りました。
 前回はあまり記憶に残らなかった物語も、2度目となるとエピソードのひとつひとつがなめらかに頭に入りました。
 これきっかけで、映画を見るつもりです。

 そして酒井順子の「ユーミンの罪」。
 わたしはユーミンはどんぴしゃの世代ではありませんが、書評を読んだり、「日本の恋と、ユーミンと」も聴いていたので、おもしろがりながら読みました。
 わたしからするとユーミンの歌う世界は、ひと世代上の人たちのもので、ある種バブルの象徴的な感じがありました。
 読んでいる間に、バブル臭のようなものを感じ始めたころから、アルバムが発売されても聴かなくなったということを思い出しました。
 疑問に思うのが、この、わたしが感じたことすらもひと世代下の人たちには理解できるのか、共有できる感情なのか。そういえば、わたしより下の世代の人たちはユーミンをどんなふうに聴いていたか。
 そんなことを考えながら、読んでいました。
 
 と、読書と映画や音楽をリンクさせながら読んだひと月でした。

 いやしかし、ペースはかなり遅いですね。
[PR]
by fastfoward.koga | 2014-03-09 21:28 | 本の虫