言霊の幸わう国

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うるう日

 4年に1度のうるう日。
 なにか起こるんじゃないかと、小さく期待していたのだけれど。
 やたらくしゃみをして、鼻水たらして、普通に終わった。

 最近、日常が普通に過ぎてゆく。
 でもそれは、ちょっと物足りないようなありがたいような。

 さあ、明日から3月だ。
 毎年冬から春の季節の変わりめはむずむずそわそわするけれど、穏やかに過ごせるといいなあ。
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by fastfoward.koga | 2016-02-29 21:59 | 一日一言 | Comments(0)

うらやましいこと

 土曜日、親友がうちに遊びに来てくれた。
 トマト鍋を肴に、あーだこーだと喋りながら、おみやげのおいしいワインをふたりで2本開けた。

 翌日も仕事だという親友は、終電にぎりぎり間に合う時間に帰って行った。
 日曜は意外に二日酔いしてないなと思いながら8時には起きて、もう少し早く起きているはずの親友に「起きられた?」とLINEすると、「何とか」と返信があった。
 彼女は今日は仕事にならないんだろうなと思いながら、昨日までテーブルいっぱいに載っていた鍋やグラスやお皿を思い出していた。

 誰かとゴハンを食べるって、ほんとうに楽しい。
 作ったものをおいしいと言ってもらって、つぎあいながらおいしいお酒飲んで、飲んででさらに話が話が盛り上がって。
 ひとりじゃないゴハンってこんなに楽しんだなと、なぜかその日人生で一番実感した。

 親友は2年前に結婚して、休みの違う旦那さんとすれ違いながらお互いに今のシーズンはスキーに明け暮れている。
 共働きで、夕飯を作るのが邪魔くさいときには時折最寄り駅で待ち合わせして、よく外で飲みながら夕飯を食べていらしい。
 その話が、すごくうらやましいと思った。

 そのくらいのこと、してみたい。
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by fastfoward.koga | 2016-02-22 21:17 | 一日一言 | Comments(0)

1月の巻

1 森村誠一   駅・角川文庫
2 山口果林   安部公房とわたし・講談社
3 小川洋子   密やかな結晶・講談社文庫 ※
4 松浦弥太郎  僕の好きな男のタイプ・講談社
5 岡村靖幸   結婚への道・マガジンハウス
6 堀江敏幸・角田光代
         私的読食録・プレジデント社


 森村誠一の『駅』は、年末年始に実家に帰ったときに、目に付いたものを手に取りました。
 山口果林の『安部公房とわたし』は、表紙の若かりしころの女優の写真に惹かれ、手に取りました。著者でもあるその女優が綴る文章を読みながら、何度かブックカバーを外して彼女の写真を見ました。たった1冊しか読んでいなかった作家と、そこに寄り添う、体内から溢れ出さんばかりに光を発する著者の人生は興味深かったです。『砂の女』は読むと息が詰まるのですが、10数年ぶりに読み返してみたいと思います。

 松浦弥太郎の『僕の好きな男のタイプ』と、岡村靖幸の『結婚への道』は一緒に購入しました。
 前者の表紙には「58通りのパートナー選び」、後者はタイトルがタイトル。わたしは迷える子羊に見えるんかいな、いや、それがどやさどやさと、ドヤ顔でレジに持っていきました。
 しかしながら、前者は読んでいて、たくさんの「いい男」について書かれていましたが、こういう人がいいと思うより、こんな人間になれるかと途中から視点が変わって読んでいることに気づきました。
 後者は、ミュージシャン岡村ちゃんが「結婚」をテーマに対談したものをまとめたものですが、たくさんの人にいろんなことを聞いて、ある意味聞きすぎていて、読んでいるわたしもわからなくなりました。
 この2冊が本棚に並んでいる姿、これがわたしの姿を象徴しているのかもしれません。

 そして最後に堀江敏幸・角田光代の『私的読食録』は、雑誌『dancyu』の連載の書籍化です。
 雑誌の特集に合わせた食にまつわる作品が紹介されるこの本では、2人の作家が読むことでしか味わえないことがあることを教えてくれます。
 昨年末に読んだ『小泉今日子書評集』同様、読み返したい本、読んでみたい本がいくつもありました。
 どちらもあえて付箋をつけたりはしていませんが、読むものに困ったときにはぱらぱらとめくり、ヒントにしていくつもりです。

 このとりとめのない本選び。これこそがまさに、わたしの読書録だわという妙な自信があります。
 安心してください。今年は読みますよ。
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by fastfoward.koga | 2016-02-13 23:24 | 本の虫 | Comments(0)