言霊の幸わう国

2月の巻

1 津村記久子  この世にたやすい仕事はない・日本経済新聞出版社
2 カズオ・イシグロ・土屋政雄訳
         わたしを離さないで・早川書房
3 青山七恵   わたしの彼氏・講談社文庫
4 内田百閒   百鬼園随想・旺文社文庫


 2月のあたまに、数日入院しました。
 入院は人生初の経験でしたが、重い症状が出ているわけでもなく、かつ数時間の検査のためのものだったため、どうやって時間をつぶそうかと考え、津村記久子とカズオ・イシグロの2冊を前日に購入して持っていきました。
 予想以上に時間があり、検査のあとの頭痛がひどくなければ3日目は手持ち無沙汰になるほどで、正味48時間で2冊きっちり読み終わりました。
『わたしを離さないで』は結構ボリュウムのある作品で、するする読める気はしてませんでしたが、ドラマで冒頭部分を見ていたせいでしょうか。複雑な設定もなんなくイメージでき、最後の最後まで集中力を途切れさせず読むことができました。
 あー、読んだ! と思う3日間でした。

 最後に、青山七恵の『わたしの彼氏』。
 半分くらいまでいらっ、もやっとして読んでいましたが、途中から主人公が塩顔で話題の、坂口健太郎ならいいなと思い始めたらおもしろくなりました。
 最近なんでもかんでも映像化されるのでつまらないと思っているのですが、これだけは別で。
 映像化するなら、主人公は坂口健太郎でお願いしたい。
 最近気になるんです、彼。ふっふっふ。
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# by fastfoward.koga | 2016-03-13 21:44 | 本の虫 | Comments(0)

うるう日

 4年に1度のうるう日。
 なにか起こるんじゃないかと、小さく期待していたのだけれど。
 やたらくしゃみをして、鼻水たらして、普通に終わった。

 最近、日常が普通に過ぎてゆく。
 でもそれは、ちょっと物足りないようなありがたいような。

 さあ、明日から3月だ。
 毎年冬から春の季節の変わりめはむずむずそわそわするけれど、穏やかに過ごせるといいなあ。
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# by fastfoward.koga | 2016-02-29 21:59 | 一日一言 | Comments(0)

うらやましいこと

 土曜日、親友がうちに遊びに来てくれた。
 トマト鍋を肴に、あーだこーだと喋りながら、おみやげのおいしいワインをふたりで2本開けた。

 翌日も仕事だという親友は、終電にぎりぎり間に合う時間に帰って行った。
 日曜は意外に二日酔いしてないなと思いながら8時には起きて、もう少し早く起きているはずの親友に「起きられた?」とLINEすると、「何とか」と返信があった。
 彼女は今日は仕事にならないんだろうなと思いながら、昨日までテーブルいっぱいに載っていた鍋やグラスやお皿を思い出していた。

 誰かとゴハンを食べるって、ほんとうに楽しい。
 作ったものをおいしいと言ってもらって、つぎあいながらおいしいお酒飲んで、飲んででさらに話が話が盛り上がって。
 ひとりじゃないゴハンってこんなに楽しんだなと、なぜかその日人生で一番実感した。

 親友は2年前に結婚して、休みの違う旦那さんとすれ違いながらお互いに今のシーズンはスキーに明け暮れている。
 共働きで、夕飯を作るのが邪魔くさいときには時折最寄り駅で待ち合わせして、よく外で飲みながら夕飯を食べていらしい。
 その話が、すごくうらやましいと思った。

 そのくらいのこと、してみたい。
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# by fastfoward.koga | 2016-02-22 21:17 | 一日一言 | Comments(0)